会長メッセージ

　この度、2024年度明星大学星会定期総会において会長に就任いたしました高谷さかえと申します。一年間よろしくお願い申し上げます。
　4月に入学されました新入生とご家族や保証人の皆さま、ご入学誠におめでとうございます。多くの皆さまを育星会にお迎えできましたことを、大変喜ばしく存じます。
　また、育星会会員の皆さま、教職員の皆さまには日頃より当会の活動にご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
　そして、令和6年能登半島地震で被災された本学学生とご家族様におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。
　育星会とは、在学生の保護者で組織されており、「保護者と大学の連携を保ち、学生の教育支援及び会員相互の親睦を図ること」を目的としています。
　例年育星会では、学生活動の支援として、課外活動費用や就職等各種セミナー開催費用の補助、保護者の皆さまへの情報伝達として、会報誌の発行や保護者が個別に教職員と相談できる個別面談会の開催、保護者の皆さまにご参加いただける、芸能鑑賞や体験教室等、「会員相互の親睦を深める」様々な取り組みを行っております。
　厳しい制限の続いたコロナ禍におきましては、オンライン授業に必要な施設の整備や感染防止対策の他、コロナ感染拡大により影響を受けた学生へ「こころとからだ」の相談窓口（24時間電話相談）の開設、学食の安価提供等の支援に取り組んでまいりました。
　昨年、5月に新型コロナウィルスが、5類感染症に移行されたことにより、ようやく日常を取り戻しつつありますが、振り返ればこの未曾有の危機により、学生は元よりそれまでは無かったリモートやオンデマンドでの授業等、様々なニーズを取り入れ、学び、これに適応してきました。ですが、この“適応力”こそ、この先学生の皆さんにとって人生の糧になるのではないかと思います。
　昨年、明星学苑は創立100周年を迎え、明星大学も今年、創立60周年を迎えました。この100年の間、それまでは無かった職業が増え、この先も未知の職業に就かれる学生もいるかと思いますが、明星学苑の校訓「健康・真面目・努力」の伝統は守りつつ、世界に貢献できる人になってほしいと切に願っております。
　育星会といたしましても、大学と連携し、未来に羽ばたく学生の皆さんの支援をして行きたいと考えております。
　育星会会員の皆さまには、当会の活動に引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、就任の挨拶とさせていただきます。
　末筆になりますが、学生の皆さん、保護者の皆さま大学関係者の皆さまにおかれましても健康には十分ご留意いただき、実りある一年にしていただくことを心から願っております。

2024年度明星大学育星会会長　高谷さかえ