MEISEI HUB

　「MEISEI HUB」は、明星大学の学生・教職員・卒業生の学びと交流の場です。様々なヒト・モノ・コトがリアル・バーチャルを問わずに集い、交流する姿が「見える・見られる」空間となっており、フロア内には複数のエリアがあります。どのエリアも学生や教職員そして卒業生、時には学外の人達と協働しながら新しい何かを生み出していく場（HUB=ハブ）として機能します。

「知の庭園」から「デジタルとリアルが出会う空間」へ

　2023年、28号館の地下1階、地上1階、地上2階の3階層から構成される明星大学図書館をリニューアルし、このうち「知の庭園」と名付けられた2階フロアを、「かかわる人みんなが元気になる、教職学の協働・協同・連携を推進する、セカンドプレイス・サードプレイス機能を発揮する場」として整備し、「MEISEI HUB（多彩な学びの空間）」が誕生しました。
　「MEISEI HUB」は、従来から備えていた図書館機能のほか、多彩な学びの機能を集約させ、多様な体験ができ、つながりと広がりを持ち、心が交差し「デジタルとリアルが出会う空間」とすることをコンセプトとしています。
　専攻や学年に関わらず、学生・教員・職員の知恵と力を交えながら、目に見える形として表現できるこの空間では、ボランティアやキャリア教育、国際交流、卒業生との連携といった「明星大学ならではの多彩な学び」を提供します。

明星大学が目指す4つの学修の場

　明星大学は、学修者本位の教育への転換を目指すため、2020年に「明星大学教育新構想」を掲げました。新構想に基づき、本学独自の4つの学修の場の形成に取り組んでいます。
　第1の学修の場は、いろいろな学生が集まり、それぞれの専門分野を掛け合わせて学んでいくクロッシングの場。第2の学修の場は、学部学科での専門教育や資格取得など、各自が専門分野の学びを深めるセントラルな場。第3の学修の場は、SDGsやDX（デジタル変革）、GX（脱炭素や気候変動対策などのグリーン変革）のような、時代が要請する最先端を学ぶ場。そして、第4の学修の場として「明星大学らしい学び」を実現するために、「MEISEI HUB」が誕生しました。

　これから明星大学にはどんな学修の場が作られていくのか。「明星大学教育新構想」の詳細は、明星大学公式noteの連載記事「学長が聞く、学長に聞く」でもご紹介しています。ぜひ、下記「関連リンク」よりご覧ください。

イベントスペース

自由度にこだわった展示・イベントエリア

　白い壁に覆われたこの場所では、「自由な展示」が可能です。ビスや釘の打ち込みも大丈夫。さらに天井の照明は、蛍光灯とスポットライトを自由に付け替え可能。あなたが表現したい、理想の展示を実現できる仕様となっています。
※ステージへのバリアフリー経路としてスロープも設置
※プロジェクター（WUXGA （Wide-UXGA））と大型スクリーン完備

可変性を備えた緑豊かな憩いの空間

　学生たちから寄せられた声を元に実現したこのスペースでは、自然素材・植物にこだわった「くつろげる空間」を創出しました。
　学年や性別を問わず、豊かな緑と安らぎが感じられる本空間ですが、現状を完成としていません。時代に応じて変化・進化を重ねながら学生たちの理想の居場所へと形を変えていきます。

英語を楽しむ、異文化に親しむ

　国際教育センター所属教員や全学共通科目である語学の担当教員と自由なコミュニケーションができる場です。ゲームや音楽を楽しみながらカジュアルに英会話を楽しめるのが特徴です。外国語が苦手な人でも大丈夫。一度参加すれば、きっと英語が身近に感じられます。

正課と正課外の学習活動の往還が生み出す表現の場

　本エリアは、大学として学生個々のキャリア構築に資する教育を展開していることを、目に見える形であらわしていくために設置しました。
　明星教育センター、国際教育センター、ボランティアセンター、図書館やキャリアセンター等が連携して、教職学協働の学びや理論と実践が往還する様を、さまざまな方法で表現し、明星大学らしい学びを追求していきます。