スマホ向け表示

前ページへ戻る

人文学研究科 社会学専攻 

<社会学コース>

情報社会研究

教授 天野徹

高度情報化社会・グローバル社会において、レジリエンスを備えた新しい社会システム を実現することを目指して、①知財活用とオープン・クローズ戦略、②オープンデータ・ ビッグデータの活用とオープンガバメント、③大規模災害時の被災者支援活動に対する 情報支援等について調査研究を行うとともに、④アイデアソン・ハッカソン等を通した 問題解決活動、⑤総務省やRISTEXへの事業提案、⑥G-Spaceプロジェクトへの参加、 ⑦日野市とのデータ活用についての連携などの社会活動を行っている。

職業社会学、社会階層論

教授 元治恵子

人々にとって「働く」ということは、どのような意味をもっているのだろうか。この「問い」から、職業の社会的地位(職業威信)、人々の就業行動や意識の実態、若年層の職業観・職業アスピレーション・キャリアデザインの実態とその形成過程や時代的変化など、人々の「職業」をめぐるさまざまな状況を計量的なアプローチにより研究している。近年、パネル調査によるデータも蓄積されてきており、個人の変化に注目した研究を進めている。

グローバル化と福祉国家

教授 下平好博

社会システム論の立場から、20世紀システムとしてのケインズ主義的福祉 国家がなぜシステム危機に陥ったのかを解明している。ここでは特に、ケインズ 主義的福祉国家を、①生産システム、②金融=政治システム、③階級システム、 ④人口=家族システムの四つのサブシステムからなる、一つの社会システム として捉え、その均衡条件を示したうえで、経済活動のグローバル化が均衡 破壊要因としていかに作用しているのかを明らかにしたいと考えている。

ワーク・ファミリー・バランス

教授 西村純子

仕事(ワーク)と家族(ファミリー)が現代社会においてどのような関係にあり、その「あいだ」で人々がどのような経験をしているかを明らかにする。特に、人々のストレス経験に注目する。すなわち、職業生活や家族生活において、また仕事と家族を往復しようとするときに、ストレスが発生する条件について、ソーシャル・サポート、社会政策、労働市場、規範的要因などを考慮しながら考察する。

都市社会学

教授 渡戸一郎 watado☆soci.meisei-u.ac.jp※☆部分に@を入力してください。

近現代社会の都市化と地域コミュニティの研究に取り組む。とりわけ近年の都市社会のグローバル化・混成化や、ボランタリーセクターの意味と可能性について、比較社会学的な接近を試みている。具体的には、外国人・移民が提起する都市エスニシティ、NPO等の市民活動とその担い手たちに焦点をあわせて、生成しつつある新たなコミュニティの中から、政策面を含め、21世紀の都市社会のあり方を探っていく。

労働社会学

准教授 鵜澤由美子

労働に関わる諸問題の研究に取り組む。具体的には①近代社会のひとつの 指標とされる専門職の日本における民俗学的意味の解明②専門職は女性 が進出・活躍しやすいとされるが、その実態は男性に比してどのようなものか という専門職の性別職域分離の検討③専門職のキャリア形成は専門職大学 院ができたことでどのように変容しつつあるのかの調査研究④コミュニティビ ジネスに関わる人々のキャリア形成の調査研究などに取り組んでいる。

地域社会学と環境社会学

准教授 熊本博之

沖縄と宮崎を主なフィールドにしながら、地域に刻まれた歴史が現在の社会に 及ぼしている影響について研究している。キーワードは「開発」。軍事、環境、 観光、ネイションなどの要素を組み合わせながら、地域社会を動かし、変えて いく力学について考慮した上で、開発が地域の人たちによってどのように 経験されているのか、フィールドワークを通して探っている。

思考とコミュニケーションの社会学 地域メディア論

准教授 寺田征也

コミュニケーションは、近年では技術として注目されるが、他方で人間社会および個人の自己形成・思考にとっての核心でありつづけている。社会的に思考するためのコミュニケーション理論を、G.H.ミード、J.デューイ、鶴見俊輔らのプラグマティズムの検討を通じて構築することを試みている。また、宮城県のコミュニティ放送局を対象に、地域メディアの担い手が行政・住民・リスナーとの相互行為を通じていかに立ち現れてくるのか、調査研究を行っている。

<社会福祉学コース>

多領域における相談援助

教授 浅井正行

「相談援助」をあらゆる視点から考えていくことがテーマである。ソーシャルワーカーにとって最も重要となる対人援助スキルを、児童・障害・高齢・地域福祉の観点から学問的に捉える。近年は、ターミナルケアやグリーフケアの領域においても求められる専門的技術である。さまざまな領域における相談援助を海外の文献も活用しながら考察していく。

子育て支援のニードと政策、社会福祉労働者状態

教授 垣内國光

以下の3領域について研究している。
①規制緩和や市場化の著しい福祉政策の分析。福祉への企業参入や無認可活用政策等が現場に与える影響について研究している。
②子育て支援のニードと政策の分析。子育て支援政策の本質を批判し、真のニードと政策・実践について研究している。
③福祉労働者状態の分析。福祉の処遇を支える福祉労働者状態は悪化し専門性が軽んじられている。調査を通して福祉労働者状態を分析する。

多文化社会における「他者」表象

教授 加藤めぐみ

移民や先住民その他のマイノリティを、主流社会はどのように包摂することができるだろうか。「他者」表象に焦点を当て、社会的弱者についての表現を文学作品を中心に考察することにより、ホスト社会における公的補助や差別是正措置のようなハード面には表れない、ソフト面での主流・非主流の差異や力関係について明らかにする。特に多文化主義政策を取るオーストラリアを中心に研究している。

現代の生活問題と社会福祉

教授 馬場康彦

現代の生活問題は、「生活の社会化」を基礎とした「生活の標準化」の進展によって生起している。それは、「古い生活問題」(貧困)が克服されないまま、それの再現(格差拡大・ホームレス等)とともに家族内ケアの低下やマネープロブレムといった「新しい生活問題」として現象している。この生活問題を生起させているメカニズムを生活経済(家計)の視点から解明し、国民の社会保障や福祉ニーズの現代的広がりの基礎を明らかにする課題に取り組んでいる。

社会福祉発達史

常勤教授 藤井常文

社会福祉は歴史的社会的に形成されて今日に至っている。また、社会福祉は実践的な学問でもある。社会福祉の本質を始め、現状や課題を把握し、現場実践の力量を身に備えるためにも、歴史的な理解が不可欠である。わが国の社会福祉の歴史について、政治、経済、社会、生活の変動を踏まえ、生活、政策、実践の視点から解明する。とりわけ施設史と人物史に焦点を当てて研究する。

高齢者の地域ケア

教授 山井理恵

急速な高齢化が進展するなか、住み慣れた地域で暮らしていくための地域 ケアが求められている。行政、保健医療福祉施設・機関、民間非営利団体 (NPO)、営利企業、地域住民などの多様な供給主体が提供しているサービス やサポートについて、国内外の政策資料の分析や実証研究を実施してきた。 最近は、支援の必要な高齢者に対する「見守り」の実施体制を中心に研究を 行っている。

福祉工学

教授 橫倉三郎

福祉工学は、工学技術だけではなく、医学・理学・社会学などと関わる複合 領域である。障害者や高齢者の身体構造や運動機能あるいは感覚や感性を 理解させ、その障害に対して工学的に支援する手段について、教育・研究する ことを目的としている。そのために、人間の運動メカニズムと生体情報など から劣った機能を補うための支援機器等が工学的にどのように適合するかを 中心に研究を行っている。

障害学(障害と生活構造)

教授 吉川かおり

「障害とは何か」について、社会構造・生活構造・障害構造の観点から検証し明らかにすると共に、そこに含まれる諸要素と要素間の交互作用や連関を解き明かし、社会福祉の価値体系と資本主義の価値体系との橋渡しとなる論理を見つけ出すことがテーマである。具体的には心身機能の障害・社会環境や制度上のバリア・人々の心のバリア・生活課題・生活支援の諸領域といった項目の構造と、自立・人としての尊厳・自己実現・生活の質といった言葉が意味するものとの関係を考えていく。

精神保健福祉

准教授 妹尾和美

精神障害者が一市民として地域に定着する暮らしの実現に向けた支援の在り方や、市民に対する精神保健福祉の啓発の意義についてがテーマである。当時者の意向の理解を深め、サービスや制度に限定されない創造的な支援について考えていく。

このページの先頭へ戻る