心理学科 Q&A・アドバイス

Q&A

A.

心理学というとカウンセラーなどを想像されると思いますが、むしろそれ以外の職種に就職していく学生の方が多く、多様な人材が集まっています。また、実習におけるグループワーク、ゼミでの活動、そして心理学部の全学生が参加する「明星大学心理学会大会」などの機会を通して、学生間の交流も盛んです。

A.

様々な大学が「基礎」と「臨床」の両面でのアピールをしていると思いますが、本当に力を入れているのかどうかは、専任教員の数や、研究施設の充実さに現れると考えます。本学では、心理学部心理学科として14名の専任教員がおり、公認心理師関連の授業の多くをこの専任教員が担当しています。また、基礎・臨床の両面で多くの施設を有し、その中には、今では数が少なくなってしまった動物実験室も開学以来の伝統として保有し続けています。明星大学の心理学科の紹介については、以下のサイトの情報も参考になるでしょう。

A.

『心理学への扉—心理学で拓くあなたの未来—』や、明星大学心理学部の教員が執筆した『心理学に興味を持ったあなたへ』をお読みいただくと、大学で学ぶ心理学の姿が見えてくると思います。世間一般に知られている心理学と、大学で学ぶ本当の心理学とでは、やや様子が異なると感じるかもしれません。言い方を変えれば、これまで思っていた心理学が、大学入学後にそのまま学べる訳ではない可能性があります。入学後の学びに後悔しないためにも、一度立ち止まって、自分は本当に心理学を学びたいのか、深く考えてみることをお薦めします。

詳細は、明星大学心理学部オリジナルサイトの「出願前にチェックしていただきたい3つのポイント」をご確認ください。

A.

心理学は、「心」に対して科学的なアプローチを取る学問であり、「心理」の「学」というよりも、「心」の「理学」と言ったほうが正確です。大学入学後2年次までは、心理学概論や様々な専門的心理学(知覚・認知心理学、神経・生理心理学、産業・組織心理学、健康・医療心理学など)の授業を通して「心」への様々な見方を学ぶとともに、心理学研究法、心理学統計法、心理学実験、心理的アセスメントといった少人数制の授業を通して、そうした「心」に対する科学的なアプローチ法を学びます。そしてその学びの上で、3年次以降は専門演習として、14名の専任教員のいずれかのゼミに所属し、卒業論文を仕上げていきます。この他、学生の進路希望に合わせて、公認心理師の資格取得や、心理学を活かしたキャリアデザインのための授業もあります。

A.

基本的には、大学院まで進学・修了したうえで、公認心理師や臨床心理士をはじめとする各種の資格を受験・合格するという道筋になります。明星大学ではこれらの資格に対応したコースを備えています。

A.

心理学を深く学ぶには、基礎的な心理学と、臨床や応用に関わる心理学とがバランスよく配置された大学を選ぶとよいでしょう。明星大学心理学部は、基礎向けの「人間科学分野」、基礎と応用とが接続された「産業・社会分野」、主にカウンセリングを主体とする臨床心理学に関わる「カウンセリング分野」、主に障害者・障害児の発達臨床に関わる「発達支援分野」の4種類の分野がバランス良く配置されています。 また、教育を行うための施設・設備も重要になります。明星大学心理学部は、「⼈間科学分野」や「産業・社会分野」の研究施設・設備として、専門的な脳研究を行うための装置や、動物実験専用の建物を有しています。また、「カウンセリング分野」に関わる施設としての心理相談センターも備えています。

A.

心理学科(旧:人文学部心理学科含む)を卒業した後、大学院へ進学して資格を取得し、心理カウンセラーやスクールカウンセラーとして働いている人もいます。多くの学生は心理学科を卒業してすぐに就職していますが、公務員や民間企業など、様々な業界・職種で活躍しています。具体的な就職先は、上記の「就職」の項目を参照してください。

A.

心理学部では、レポート作成、データ収集と分析、研究成果の発表などを日々学びます。その中で、自己管理、コミュニケーション、論理的思考、プレゼンテーションといった一般企業で求められるビジネススキルを磨くことができます。また、心理学の専門的な知識を活かせる仕事もあります。たとえば、人間の行動や認識を科学的に理解することは、 商品開発や営業販売職などに役立ちますし、社会集団としての人間を科学的に理解することは、 人事・企画・マーケティング職などで役立ちます。

A.

3年次の選択科目「心理学で拓くキャリア」では、生涯発達とキャリア教育の専門家が、心理学の学びと将来の職業との関係や、自らの将来を自力で切り拓いていくために達成すべき課題について指導します。また、本学キャリアセンターとの緊密な連携により、ゼミ指導教員を通じて就職情報を提供しています。

受験生に対するアドバイス

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