1.教育課程編成の考え方
建築学科では、建築学に関する専門知識及び実践的な技術、又、建築デザイン分野、住宅デザイン分野及び建築都市エンジニアリング分野に関する発展的知識の修得を目的に、学科科目を(1)基礎科目、(2)専門基幹科目、(3)専門発展科目に区分する。
(1)基礎科目
建築学に関する導入科目及び建築学の学修上基礎となる数学・物理関連科目を配置する。
(2)専門基幹科目
建築学の専門知識及び技術の修得を目的に、その基幹領域となる「設計・計画」「構造」「環境・設備」「材料・構法・生産」ごと、体系的に授業科目を配置する。又、「設計製図」関連科目は、1年次から必修科目として段階的に積み上げ、「卒業研究」へと発展的学修が可能となるように配置する。
(3)専門発展科目
学生が目的に応じて学修することを可能にするため、「建築デザイン」「住宅デザイン」「建築都市エンジニアリング」の区分を設け、各分野の専門性を深める授業科目を配置する。又、建築に携わる職業人として期待される進路やその実現のためのキャリアについて学ぶ「キャリア支援科目」、建築学における学士課程教育の集大成となる「卒業研究」の区分を設け、適切に授業科目を配置する。
2.教育方法の考え方
(1)建築学部建築学科では、講義科目、演習科目及び実験・実習科目を適切に配置する。講義科目は、建築学における広範な専門知識の獲得を目的とする。演習科目は、講義科目で得た専門知識の深化と定着を目的とする。実験・実習科目は、本学が保有する施設・設備の利用を通して体験型の授業を行い、建築学における実践的な技術力の獲得を目的とする。
(2)講義科目、演習科目及び実験・実習科目のいずれの授業形態でもアクティブ・ラーニングの手法を取り入れた授業を行う。
(3)上記の教育方法を通して、建築に関わる職業人として自立するための自発的な課題発見力と課題解決力、構想力とともに職業意識を涵養する。
3.評価方法の考え方
授業科目ごとのシラバスにおいて定めている教育目標、到達目標、評価方法に基づき、当該基準を満たした学生に単位を授与する。