建築学部建築学科履修モデル

授業の特徴

実習科目による体験を通して、現場に即した実践力を身につける。

　近年では、メディアでも特集が組まれ、注目を集める建築分野。建築学科では、デザインと技術に関する科目をバランス良く配置し、さまざまな課題に対応できる「建築人」の育成をめざしています。知識の習得と合わせて、実習や職場体験なども取り入れています。教員も実務経験者が多く在籍。実践的な環境で学ぶことができます。

建築学部カリキュラム ※2024年度入学生の場合（カリキュラムは2023年4月現在の予定を掲載しており、変更の場合もあります。）

特色ある科目

BIM演習

　建築業界で広がりを見せるBIMについて、その概念やBIMソフトの操作方法を教えるだけでなく、設計演習の課題等と連携し、考えを整理し伝達するツールとして使うための演習を行います。

建築入門・実務の専門家が語る建築学

　明星大学建築学部では1年生から、将来につながるキャリア教育を取り入れています。
　「建築入門」では、多岐にわたる建築の専門分野の全体像を初学者が把握するために、15名の教員が自分の専門の概要をわかりやすく伝えるオムニバス形式の授業を行います。
　「実務の専門家が語る建築学」では、建築学科の実務家教員と学外の建築専門家が計画、デザイン、構造、材料、施工などに関する経験や体験をオムニバス形式で講義します。

建築設計製図1

　1年生の「造形デザイン実習」「建築基礎設計製図」で身につけたスキルに基づき、住宅の設計の基礎を修得します。住宅設計における意匠、プランニング、機能、周辺環境など、多様な視点から住宅の設計を考え、実践します。

構造デザイン

　建物の骨格をなす構造体は、建物自身の重さのほか、地震、台風、積雪などさまざまな力に対して安全性を確保しながら、創造される建築空間を形づくります。この授業を通して、構造体の支え方（構造システム）に関する基礎知識を修得します。

住宅デザインスタジオ

　住宅デザインスタジオでは、住宅の専門家としてのキャリアを見据えた教育を行います。

施工実習

　建築構造物を実際につくり上げるためには、建築基準法をはじめ、多くの規準・指針等に適合する必要があります。施工実習では、実物大の建築構造物の一部の施工を体験します。