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教育学研究科 教育学専攻 

英国近代教育史

教授 青木秀雄 aokih☆ed.meisei-u.ac.jp※☆部分に@を入力してください。

英国近代公教育の成立過程は、18~20世紀英国の歴史、政治・文化状況と 深く関連している。そこで英国の民衆初等教育が、(日本のそれが急速に移入 移植されたのとは対照的に)その社会・文化、殊に宗教と深く関係して醸成され、 近代公教育制度へと導かれる過程を中心に考察してきた。現在、19世紀の メソディストの民衆教育運動を中心に、その民衆初等学校が急速に発展・拡大 した状況を、英国の初等教育制度成立過程全般における意義に関連させ 実証的に講究している。

3歳未満児保育における「個」と「集団」及び遊びと生活の環境

教授 齋藤政子

「保育」とは、乳幼児期にふさわしい豊かな環境を用意し教育的働きかけを 行うことによって発達を促すことである。そしてそれは、3歳未満児にとっても 重要なテーマである。そこで、3歳未満児を「世話をされるだけの受動的存在」 ではなく「遊び生活する能動的存在」として捉え、3歳未満児と保育者との 相互作用のプロセスを分析しながら、3歳未満児保育に必要な「個」と「集団」の あり方、心理的拠点形成と保育環境との関連について調査している。

臨床教育学、感性・心の教育、戦後教育史、親学

特別教授 高橋史朗

今日の子どもに必要なものは、人間の尊厳にふさわしい生活と教育を絶えず 真摯に模索する教師と両親である。臨床教育学はそのような教師と両親、すな わち教育者の自己変革を目指す実践的教育学である。具体的には、自らが展開 してきた教育者の実践を記録し対象化するという研究方法によって、子ども 理解(子ども観)と教育観、子どもに対する関わり方と教育者自身の生き方や 心の姿勢、考え方や感性を見つめ直し、深めることを目指している。「親学」とは 親になる為の学びと親としての学びのことである。

カリキュラム研究

教授 吉冨芳正 yoshimasa.yoshitomi☆meisei-u.ac.jp※☆部分に@を入力してください。

教育課程は、学校の教育活動の基幹となる計画であり、その適切な編成と 実施が教育の成否の鍵となる。その基準として学習指導要領が定められ、 約10年ごとに改善が図られてきている。そこで、将来の教育課程の改善に資 するため、グローバル化の一層の進展などの社会の変化に伴い、そこで求めら れる資質や能力を子どもたちが確かに高めることができる教育課程の在り方を 探るとともに、国・教育委員会・学校のそれぞれが果たす役割や取組について 研究を行っている。

生涯学習論を形成していく上での教育理念、法・制度

特別教授 小川哲生

生涯学習を研究する基礎理論として、J・デューイの自己実現論および民主主義 論を文献研究しその視点の上に、生涯学習に関わる法令、制度等を調査し、学校 教育、社会教育の両面から生涯学習の機会と評価について研究していく。

幼児・児童の認知発達心理学、教育心理学

准教授 布施光代

子どもは生まれた後、様々な経験や学習を通して知識や概念を獲得していく。 このような幼児期、児童期の子どもの概念や知識構造の発達的変化について 研究している。特に、生物学概念を中心とした素朴概念、素朴理論の発達的 変化について実証的研究を進めている。また、小学生の子どもたちの積極的 授業参加行動の様相とその変化、影響する要因を明らかにするため、小学生や 教師を対象とした調査、インタビュー研究などを行っている。

イギリス文学

教授 笠原順路

教科内容に関する広範な知識と深い洞察力の涵養が教員養成の根幹であり、 それを体現した一個の人格、それが理想の教師像である。その教科内容を イギリス文学の分野、特に17~19世紀の詩において、専らテキストの精読、 作品の味読を旨としつつ探究している。具体的には、ByronやWordsworthの 作品、剣闘士をテーマにした詩の精緻な語釈を行っている。なお、自他ともに 課す理想は、西欧文化への飽くなき憧れから出発している英語教育観には 与せず、まず英語を音声として認識することを基本に据え、次に異文化への 深い理解と共感を培い、同時に母語文化において形成された自我を尊重しつつ、 異文化と意思疎通のできる英語の達人である。

日本から発信する音楽科教育

教授 阪井恵

日本の音楽科カリキュラムは西洋起源の音楽を指導内容の中心に置いてきた。 しかし日本を始めとする非西洋起源の音楽も、現在ではその価値が遍く認め られるようになり、西洋起源の音楽と影響し合い、そこからさらに新しいものが 生まれている。このような動態としての音楽に対応した、日本発の音楽カリ キュラムをつくりたい。現在は特に、日本起源の音楽において著しく複雑な様相 を見せている「音色」・「音の倍音構造」を切り口にして、研究を進めている。

発達に困難や危機を抱える子どもの臨床発達心理学・学齢期の子どもの社会性の発達とその支援

教授 西本絹子

今日、発達の障害や脆弱さを抱える子ども、さまざまの危機にある子どもが増える状況にあり、子どもの発達支援を、環境との相互作用の中でのインクルーシブな(定型発達か非定型発達かではなく、1人の子どもにいかようにも展開され得る)ものとして捉える必要がある。そこで臨床発達心理学から、園・学校・学童保育などの生活と教育の現場で、いかに子どもの発達を支援するかについて、保育者・教師・指導員などへの支援を含めて、研究を行っている。特に、学童保育における学齢期の子どもの社会性の発達支援に関し、その理論化を進めている。

行政主体の活動及び公立小中学校の運営に関する調査研究

常勤教授 林一夫

近年、情報公開の要請やICT の普及などにより、行政主体(国、都道府県、 市町村)や学校から提供される情報が激増している。こうした莫大な情報の 中から、政策や運営の改善に資する情報を的確に選び出し分析する。また、 必要に応じ自ら質問紙調査や聞き取り調査を行う。これらを通じて実証的な 改善方策を提案する。

日本教育史

准教授 廣嶋龍太郎

我が国に兵式体操を導入した初代文部大臣森有礼の体育論について、その 基盤となる身体観の形成、体育論の展開、教育政策への反映、森の死後に おける体育論の受容といった観点から研究している。また、近年では大正、昭和 の教育者児玉九十の教育論について、これまで検討されてこなかった史料を 収集し、基礎的研究を行っている。

発達障がい児者への支援とプランニング

准教授 森下由規子

通常の学級に在籍する児童・生徒の中には、様々な特別な支援を必要とする 子どもたちがいる。支援が必要な子どもたちへの気づき、一人一人の特性を知る ためのアセスメント方法、特性に合った支援方法の工夫、シングルフォーカス にならない学級経営の仕方、発達障がいについての正しい理解啓発の方法 などを研究している。乳幼児から成人までの発達障がい児者にとって最も大切な 「本人に特性を自己認知させる方法」と「社会的適応力を伸ばす支援方法 (プランニング)」が研究の主題である。

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