明星大学
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2025年度以降の学生募集は行っていません。
天野 徹あまの とおる 教授
情報社会研究
リスク社会といわれる現代の日本において、高度情報化社会にふさわしいレジリエンスを備えた社会システムおよび情報システムの構想および構築を目指している。①知財活用戦略の研究、②オープンデータ・ビッグデータの活用、③大規模災害発生時の被災者支援、④水平連携による平時の社会問題の解決、⑤アイデアソン・ハッカソン・G-SPACEへの参加等。
鵜沢 由美子うざわ ゆみこ 教授
労働社会学
労働に関わる諸問題の研究に取り組む。具体的には①近代化の指標の一つである「専門職」の、日本における民俗学的意味の解明②専門職における性別職域分離の検討③専門職のキャリア形成と専門職大学院に関わる調査研究④派遣労働におけるキャリア形成⑤コミュニティビジネスの現状と課題の調査研究などに取り組んでいる。
元治 恵子げんじ けいこ 教授
職業社会学、社会階層論
人々にとって「働くことの意味」とは?この「問い」から、職業の社会的地位(職業威信)、人々の職業意識や就業行動の実態、形成過程、そして時代的変化など、人々の「職業」をめぐるさまざまな状況を計量的なアプローチにより研究している。また、パネル調査データにより、個人における意識や行動の変化に注目した研究も進めている。
下平 好博しもだいら よしひろ 教授
グローバル化と福祉国家
社会システム論の立場から、20世紀システムとしての「ケインズ主義的福祉国家」の意義と限界を明らかにする。ここではとくに、1980年代以降進んだ経済のグローバル化に焦点をあて、「ケインズ主義的福祉国家」が「一国工業主義」に立脚していたことを実証する。
熊本 博之くまもと ひろゆき 教授
地域社会学と環境社会学
地域社会学、環境社会学の観点から、国家と地方との関係性について考察している。特に沖縄の米軍基地および自衛隊基地建設に関する問題について、建設予定地域で生活している住民へのフィールドワークを通して得られた知見に基づきながら、その構造的な問題性を析出することを目指した研究を進めている。
竹峰 誠一郎たけみね せいいちろう 教授
国際社会学・平和論
太平洋の海に暮らす民の上に起こったマーシャル諸島の核実験問題を小さな島の話しとしてではなく、日本社会とのかかわり、さらに国際社会とのかかわりを探求し、「グローバルヒバクシャ」という、核問題をとらえる新たな視角を提唱する。小さな民の生活史に踏み込みつつ、世界を再構成する拡がりをもった研究を展開し、近年は、世界各地の核被害をめぐる相互比較研究にも取り組む。
寺田 征也てらだ まさや 准教授
社会学史・相互行為論
「考える」という活動について、社会学の諸理論、特にプラグマティズムの相互行為論に注目しながら理論的に研究している。最近では鶴見俊輔の芸術論、コミュニケーション論、大衆思想史研究の社会学的読解を行っている。またコミュニティラジオ局でのフィールドワークを行い、地域が放送局の運営に与える影響について研究している。
浅井 正行あさい まさゆき 教授
多領域における相談援助
「相談援助」をあらゆる視点から考えていくことがテーマである。ソーシャルワーカーにとって最も重要となる対人援助スキルを、児童・障害・高齢・地域福祉の観点から学問的に捉える。近年は、ターミナルケアやグリーフケアの領域においても求められる専門的技術である。さまざまな領域における相談援助を海外の文献も活用しながら考察していく。
加藤 めぐみかとう めぐみ 教授
多文化社会における「他者」表象
難民、移民や先住民その他のマイノリティを主流社会はどのように包摂することができるか。「他者」表象に焦点を当てて、文学作品を中心に社会的弱者の表象を考察することにより、ホスト社会におけるソフト面での主流・非主流の差異化や力関係について明らかにする。特に多文化主義政策を取るオーストラリアを中心に研究している。
山井 理恵やまのい りえ 教授
高齢者の地域包括ケア
高齢化にともなう地域包括ケアが求められているなかで、行政、保健医療福祉施設・機関、営利企業、地域住民などの多様な供給主体が提供するサービスのあり方に関する国内外の政策資料の分析や実証研究を実施してきた。最近は、高齢者に対する「見守り」の実施体制を中心に研究を行っている。
吉川 かおりよしかわ かおり 教授
障害学(障害と生活構造)
「障害とは何か」について、社会構造・生活構造・障害構造の観点から検証し明らかにすると共に、そこに含まれる諸要素と要素間の交互作用や連関を解き明かし、社会福祉の価値体系や資本主義の価値体系との橋渡しとなる論理を見つけ出すことがテーマである。近年は、震災等で被災した障害者及び家族の生活再建について研究を行っている。
妹尾 和美せのお かずみ 教授
精神保健福祉
精神障害者が一市民として地域に定着する暮らしの実現に向けた支援の在り方や、市民に対する精神保健福祉の啓発の意義についてがテーマである。当事者の意向の理解を深め、サービスや制度に限定されない創造的な支援について考えていく。
鈴木 裕介すずき ゆうすけ 准教授
地域福祉論
「地域で幸せに暮らすとはどういうことなのか」というテーマで人との繋がりや地域特性の観点をふまえて検証している。検証方法は質的データおよび量的データのミックスメソッドである。近年は、中山間地域、都市部との比較分析を実施している。
川松 亮かわまつ あきら 常勤教授
子ども虐待に対する地域における支援方策
子ども虐待に対して、市区町村、児童相談所、民間団体を含めた地域の関係機関等が連携協働して子どもと家庭を支援することが求められている。市区町村と児童相談所との役割分担の在り方や、地域の関係機関と協働して家庭の子育てを応援するための仕組みづくりについて、実証的に研究している。