西本 絹子 教授
発達に困難や危機を抱える子どもの臨床発達心理学・学齢期の子どもの社会性の発達とその支援
今日、発達の障害や脆弱さを抱える子ども、さまざまな危機にある子どもが増える状況にあり、子どもの発達支援を、環境との相互作用の中でのインクルーシブな(定型発達か非定型発達かではなく、1人の子どもにいかようにも展開され得る)ものとして捉える必要がある。そこで臨床発達心理学から、園・学校・学童保育等の生活と教育の現場で、いかに子どもの発達を支援するかについて、保育者・教師・指導員等への支援を含めて、研究を行っている。特に、学童保育における学齢期の子どもの社会性の発達支援に関し、その理論化を進めている。