教育学科子ども臨床コース Q&A・アドバイス

Q&A

A.

「人と関わることが好き」、「身体を動かすことが好き」、「つくることが好き」、「人を安心させたり明るくする雰囲気がある」、そしてなにより「人のよいところに気づく力がある」などの特徴を多くの学生が持っています。また、自分とは違う特徴をもつ人であっても、それを理解し、受け入れ合おうとする気持ちがあり、また、その気持ちの大切さを知っている学生が多いです。大学4年間の学びを通して、相互にこうした豊かな人間性を磨き合っています。

A.

保育や教育の現場で、子どものスペシャリストとして活躍できる人材を養成しています。保育士と幼稚園教員免許状を取得するために必要な保育現場での実習が複数回あり、子どもたちと直接かかわりながら保育を学びます。最初の実習は2年生の春休みですが、その前に保育現場を体験的に学ぶ科目もあり、希望者は履修できます。また、学内の授業は、理論的内容だけでなく、実践的内容を体験的に学ぶ授業も多いです。実践的、体験的な学習を行う場合は、できるだけ少人数で実施しています。さらに、ピアノについては、授業以外にピアノリメディアル教室が開かれており、それぞれのレベルに合せたレッスンを受ける機会が準備されています。以上のような学びを通して、子どものこころとからだの発達の道筋にそった保育を行える実践力を修得していきます。

A.

ピアノの技術は合格の条件ではありませんので心配いりませんが、可能な範囲で触れておくと、受験後に良いスタートができると思います。少しでも弾ける方は、童謡など子どもの歌の弾き歌いを始めてみてください。初心者の方は、まずは子どもの歌を知ることや、「ちょうちょう」などの右手と歌だけで良いので挑戦してみると良いと思います。いずれにしても、入学後すぐの1年生の間にピアノに関する授業があり、丁寧に教えますので安心してください。

A.

保育士になるためには認可保育所で行う実習、乳児院等をはじめとする児童福祉施設等の施設で行う実習、幼稚園教諭になるためには幼稚園等で行う実習が必要と法律で定められています。ですので、明星大学でも同様です。明星大学ではそれらの実習を保育所実習、施設実習、初等教育実習と呼んでいます。そして、明星大学で保育士資格を取得するには、保育所実習と施設実習を1回ずつ、さらに保育所実習か施設実習のどちらかを選んで1回の計3回実習に行きます。また、幼稚園教諭になるには初等教育実習に行きます。

A.

学生が実習園や実習施設に電話して実習の受け入れをお願いすることはありません。実習先の決定は、学生と直接関わっている実習担当教員が行います。保育士になるための実習では、学生の住所や卒業後の進路等を考え、実習園や実習施設を決定します。また、幼稚園教諭になるための実習では、学生の希望もききながら、実習園を決めていきます。

A.

大きく2点あると思います。一つは、「子どものスペシャリスト」と子ども臨床コースの紹介にもあるように、常に、子どもを学びの中心にしている点です。今を生きる子どもの健やかな成長発達を支えるために、子どものことを多面的に学ぶ、その一環に子どもの心理や福祉に関する科目も含まれているのです。二つ目は、保育士資格や幼稚園教諭一種免許状、そして小学校教諭一種免許状を取得できる点です。大学4年間で学んだ子どもに関する知識や技能などを生かし、保育士や教諭として社会に貢献する道が開かれています。なお、複数免許資格取得プログラムの選考に通過した場合のみですが、特別支援学校教諭一種免許状の取得も可能です。

A.

入学年度によって、小学校教諭一種免許状を希望する学生の数は異なります。また、例年、学年が上がるにつれて減少する傾向があります。最近5年間の平均ですと25パーセント弱の方が小学校教諭一種免許状の取得を希望されています。

A.

毎年、公立幼稚園や公立保育園への就職を希望する学生の人数は異なります。2018年度卒業生では6名、2019年度卒業生では7名の方が公立園に就職されました。2020年度卒業生では公立園への就職を希望し、そのための試験を受験した14名全員(保育士養成課程の約23パーセントの学生)が延べ24の自治体の公立園に合格しています。複数の自治体に合格する学生がいるので、受験者数より合格した自治体数が多くなります。ちなみに、2019度卒業生には、特別支援学校に合格した方もいます。

A.

子ども臨床コースの学生のみにかかわる事項である保育士資格と幼稚園教諭一種免許状の取得に必要な実習費等について説明します。
 保育士資格取得のためには、保育所実習1、施設実習1、保育所実習2または施設実習2の合計3回の実習に行きます。そして、実習ごとに「保育実習指導料」が必要です。幼稚園教諭一種免許状取得のためには、幼稚園での実習を1回行います。そして、「教職課程登録料」、「教育実習登録料・事前指導料」、「教育実習指導・事後指導料」が必要となります。これら金額については、入学時に配布される『教職課程の手引』を確認してください。
 なお、納めていただいた諸費用は、4年間を見通した指導や支援、実習の事前・事後の指導、実習園や実習施設への謝礼等に当てられています。
 また、これらに加えて、実習中に必要となる交通費や給食代等、4年次に行う保育士登録申請と教員免許状一括申請のための料金は別途自己負担です。

入試アドバイス

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