2025年9月12日(金)、MEISEI HUBイベントスペースにて、「しゃべり場企画 第3弾」を開催しました。
本企画は、2023年12月および2024年9月に実施された「しゃべり場企画」の継続企画であり、学生サポートセンター主催で行われているものです。今回は「大学での学びが自己への成長にどのように繋がるか考えよう~授業と課外活動、人との出会いが導いた成長の形~」をテーマに実施されました。
今回の特徴は、学生・教職員に加え、卒業生にも参加いただいた点です。卒業生の体験談を通じて、在学生が大学での学びの価値を社会とのつながりの中で捉え直す機会となり、会場は終始活気に満ちた雰囲気に包まれました。
卒業生によるパネルディスカッション
前半は、卒業生によるパネルディスカッションを実施しました。
テーマは「『授業・研究での学び』と『課外活動・人との出会い』、その両者のバランスがどのように大学生活、そして社会人としての現在に繋がっているのか?」。多様な立場の卒業生が、それぞれの経験をもとに語り合うセッションとなりました。
登壇した9名の卒業生は、卒業した学部・学科、年代、そして現在の業種や職種も異なります。しかし、共通して語られていたのは、明星大学での学びや人との出会いが、社会に出た後も確かな力となっているという実感です。
「大学での経験が社会で役立たなかったことはない」と言い切れるほど、授業・研究・課外活動のすべてが、現在の仕事や生き方に繋がっていることが力強く語られました。
また、教員・職員との距離の近さについても、全員が言及していた点が印象的でした。学生一人ひとりに寄り添い、チャンスを与えてくれる環境が、挑戦意欲や自己理解を深めるきっかけとなったと語られています。
「教員との距離が近い」という謳い文句はよく聞かれますが、「職員との距離も近い」というのは明星大学ならではの特徴ではないか、という声もありました。
「授業やゼミなどの正課でも、課外活動でも、とにかく飛び込んでみることが大切」——この言葉は、卒業生の多くが口にした印象的なメッセージであり、在学生にとっても大きな励ましとなるものでした。