6月27日(金)「MEISEI HUB企画イベント(第1期)」として、明星大学人文学部 国際コミュニケーション学科 菊地滋夫ゼミが主催する「Rainbow Africafe 2025」を開催しました。
この「MEISEI HUB企画イベント」は、育星会からのご支援(※)により実施されているもので、学内公募により選定された企画のひとつです。第1期では3件の企画が採択されており、本イベントはその中で最初に開催されました。
今回のゲストは、アフリカンダンサーとして国内外で活躍するFATIMATA氏。学生たちとの対話を通じて、アフリカ文化の魅力や価値観、そしてダンスを通じたコミュニケーションの可能性が語られました。
FATIMATA氏によるトークセッション
まずは、ゼミ生によるインタビュー形式でFATIMATA氏の体験談が語られました。アフリカに対する先入観を覆すようなリアルな生活の様子や、文化の中に根付いた「分かち合い」「感謝」「声に出して伝えること」の大切さが紹介され、参加者たちは深い共感と驚きをもって耳を傾けていました。
特に印象的だったのは、食事の場面でのエピソード。知らない人でも「どうぞ」と輪に招き入れ、心を通わせるアフリカの食文化に、学生たちは「お腹より心が満たされる」という言葉の意味を実感していました。
ダンス!ダンス!ダンス!
FATIMATA氏の指導のもと、イベント後半はダンスセッションへ。菊地ゼミの学生に加え、他学部の学生や外部からの参加者も一緒になって、アフリカンダンスのリズムに身を委ねました。会場には笑顔とエネルギーがあふれ、心と身体でつながるひとときとなりました。
「ダンスはスキルではなく、心と表情で伝えるもの」というFATIMATA氏の言葉通り、参加者たちは技術よりも“楽しむ気持ち”を大切にしながら、思い思いに踊りました。座ったままでもできるダンスや、顔の筋トレを交えたユニークなレッスンもあり、会場は終始笑顔に包まれていました。
今回の「Rainbow Africafe」は、異文化理解を深めるだけでなく、自分自身の価値観やコミュニケーションのあり方を見つめ直す機会となりました。FATIMATA氏の言葉とダンスを通じて、「人とつながることの楽しさ」「感謝を伝えることの大切さ」を体感した学生たちの表情は、イベント終了後も輝いていました。
今回のイベントの様子は、明星大学公式instagramでも公開予定です。
※育星会による支援について
明星大学育星会は、在籍する学生の保護者と本学との連携を保ち、相互の理解を深め、学生の教育支援、及び本学の教育事業の振興に寄与し、併せて会員相互の親睦を図ることを目的とした保護者の団体です。2025年度のMEISEI HUB企画イベントは、育星会より「学生生活活性化支援補助費」をいただき運営しております。