人文学研究科心理学専攻博士後期課程に在籍する石塚雅貴さんが、2024年9月に駒澤大学で開催された日本行動分析学会第42回年次大会(主催:一般社団法人日本行動分析学会)において、「若手研究者優秀発表賞」を受賞しました。昨年度受賞者の折原友尊さんに引き続き、明星大学から2年連続で受賞者が選出された形となります。
受賞した発表タイトルは「ハトにおける対称性──その再現性と成立要因の検討──」でした。
石塚さんは「この度は大変名誉ある賞をいただき、誠に光栄に思います。私は、ヒトの言語獲得の基盤として注目されてきた対称性について、ハトを対象とした基礎研究を行っております。この度の受賞は私だけの力ではなく、多くの方々の支えがあったからこそ成し得たことだと思います。また、明星大学の動物実験施設は、国内屈指の充実した環境が整っております。このような環境の中で研究を実施できたことも、受賞につながった大きな要因であると思います。今回の受賞を励みに、今後も研究に邁進する所存です。最後に、指導教員である丹野貴行准教授、心理学部の教職員の皆様、支えとなってくれた多くの皆様、そして実験に協力してくれたハトたちに深く感謝申し上げます。」とコメントしました。
益々のご活躍を祈念いたします。