心理学部の実習指導員として勤務する折原友尊さん(2022年度人文学研究科心理学専攻博士後期課程満期退学)が、2023年9月に立命館大学で開催された日本行動分析学会第41回年次大会(主催:一般社団法人日本行動分析学会)において、「若手研究者優秀発表賞」を受賞しました。
受賞した発表は「パーセンタイルスケジュールの参照範囲が長い反応間時間の形成に及ぼす効果」というタイトルで、本大学院在学中にデンショバトを対象として行った研究となります。折原さんは「この度、このような名誉ある賞を受賞できたことを大変嬉しく思います。私は、新しい行動の獲得のメカニズムについて、デンショバトを対象とした基礎研究を行なっております。明星大学は、国内でも有数な動物実験施設を有しており、このような恵まれた環境で研究できたことが、この受賞につながったと思います。今回の研究で得られた知見は、人間への臨床場面につながる可能性を大いに秘めた成果であると考えております。
最後に、指導教員である丹野貴行准教授、心理学部の教職員のみなさま、そして実験に協力してくれたデンショバトたちに深く感謝申し上げます。」とコメントをいただきました。
益々のご活躍を祈念いたします。