研究科長メッセージ

通信制⼤学院教育学研究科⻑の挨拶

教授 板野和彦

時間的・物理的制約を超え、多様かつ⾼度な専⾨性が集い、⽣きた課題に取り組む

VUGAと呼ばれる先⾏き不透明な時代において、⽣涯学習・リカレント教育の重要性は⾼まる⼀⽅です。さらに2020年のコロナ禍により社会は⼀変し、我々は未知なる課題に直⾯しています。こうした時代を切り拓いていくには、常に学びをアップデートしていかなければなりません。

しかし、⽇々多忙な社会⼈にとって、通学による就学には時間的制約が伴います。さらにコロナ禍により、さまざまな物理的制約も⽣じています。こうした時間的・物理的制約を超え、⾼度な学習・研究の機会を提供するのが、通信制⼤学院という独特の学びの場です。

明星⼤学通信制⼤学院は1999年に創設され、2006年には博⼠後期(博⼠)課程も開設。教員としてのキャリアアップや教育現場の課題解決など、さまざまな志を持つ学⽣を受け⼊れてきました。学位取得率は博⼠前期(修⼠)課程が約90%、博⼠後期(博⼠)課程が約65%に及び、各⽅⾯の重要なアカデミックポストで活躍する⼈材を輩出し続けています。

研究領域は「授業研究領域」「幼児教育研究領域」「障害児者教育研究領域」の3本柱です。⾼度な専⾨性と実績を持つ教員による親⾝な指導に定評があり、通信制⼤学院でありながら対⾯型授業(ゼミナール、スクーリング)に⼒を⼊れています。2020年には遠隔会議システムの活⽤を強化し、オンラインでも充実した学習・研究サポートを受けられるようになりました。

また、専⾨分野の枠を超える発展的な学びも⼤きな魅⼒といえます。教育分野を中⼼に医療・福祉など多⽅⾯から学⽣が集い、その⽴場も現役教員・運営職員・校⻑など多様です。こうした学⽣たちと、担当教員とともに、ときにはOB・OGも参加して、さまざまな視座・視点から建設的な議論を交わすことが できます。

⼤学院は、⽇々の現場で発⾒した課題の解決策を学べる場であるとともに、個々の貴重な現場体験の理論化を⽬指せる場でもあります。研究と実践の相互作⽤こそが、教育学を発展させていくのです。本⼤学院は、働きながら学びたいという皆様を⼼から歓迎いたします。