通信教育課程長メッセージ

通信教育課程長の挨拶

教授 板野和彦

明星大学通信教育課程長

明星大学通信教育課程は、教育の機会均等と大学教育の門戸開放の理念の基に、1967年の文部科学省の設置認可による開設以来50年以上にわたって、全国の幼稚園と小学校に多くの教員を輩出してきました。1999年開設の通信制大学院は、高度な専門性を身に付けた職業人の育成を目指し、充実した活動を展開しています。さらに今日、小学校教員コースに続き、教科専門・特別支援・子ども臨床の各コースの増設によって現代社会のニーズに対応すべく成長を続けています。

明星大学の教育目標は「自己実現を目指し 社会貢献ができる人の育成」です。自己実現は、理想の目的に向かって成長を続けることです。人は、学習によって成長できます。通信教育の受講生の多くは、仕事と勉学の両方を同時に進めなければなりません。どうか、自ら打ち立てた目的に向かって本学で成長を続けていただきたいと考えます。

さて今日、知育に重きが置かれる現代社会において、今必要なのは子ども達の情動を育むことです。明星学苑の教育方針「人格接触による手塩にかける教育」の必要性がそこにあります。愛情をもって教員が子ども達と接し、共に学びながら子ども達を育み、自らも成長できることこそ「実践躬行の体験教育」なのです。本学の通信教育課程 で学ぶ内容と実社会や教育現場での多くの経験とを生かしながら「健康に真面目に努力し」さらに自らの成長をめざして学習に励んでいただきたく考えます。通信教育課程に関わる教職員一同、皆様の目的達成のためのサポートをいたします。

教授 板野和彦