ライブイベントの「裏側」と「外側」から見えたエンターテインメントビジネス
2日目は、東京都千代田区のTOKYO FM HALLで開催されたアイドルライブイベントを視察しました。イベントには19組のアイドルグループが出演し、会場には多くのファンが来場。華やかなステージと熱気に包まれた空間が広がっていました。
しかし、この日の高校生たちの視点は、ステージ上のパフォーマンスだけには向けられていませんでした。
参加者たちは、出演者がどのように会場入りし、本番までの時間を過ごしているのか、主催者やスタッフがどのような役割を担っているのかを見学。また、物販エリアや会場周辺の様子にも目を向けながら、一つのライブイベントがどのような仕組みで運営されているのかを観察しました。
特に印象的だったのは、事前学習で学んだマーケティングや販売促進の考え方が、実際の現場の至るところに存在していたことです。来場者の年代や特徴、グッズ販売の仕組み、SNSフォローと連動した特典施策など、高校生たちは「どのようにファンとの接点をつくり、継続的な応援につなげているのか」という視点で会場を見学していました。
また、ライブイベントを成立させるためには、ステージ上のパフォーマンスだけではなく、出演者の誘導や来場者対応、物販運営など、多くの仕事が連携していることも実感。エンターテインメントの「裏側」だけでなく、それを支える「外側」の仕組みにも触れる機会となりました。
事前学習では、「誰に向けたイベントなのか」「どのような価値を提供しているのか」「どのように集客するのか」といった経営学の視点について学びました。フィールドワークでは、客層や物販、SNS施策、会場運営などを実際に観察。参加者たちは、前日の講義で学んだ内容とライブ会場で起きていることを結びつけながら、エンターテインメントビジネスへの理解を深めていました。
在学生との交流も、現場を学ぶ機会に
会場では、イベント運営企業の担当者だけでなく、イベントスタッフとして運営に携わる明星大学の在学生からも説明を受けました。会場内の見学や引率も在学生が担当しており、高校生たちは現場で行われている業務や大学での学びについて話を聞きながら見学を進めました。
当日のサポートには、エンターテインメントビジネスコースで学ぶ学生のほか、昨年「ポップスライブMEISEI」に高校生として参加し、現在は明星大学で学ぶ学生も参加。高校生たちにとっては、イベント運営の現場を学ぶだけでなく、大学での学びや学生生活について直接話を聞く機会にもなりました。