本学人文学部経済学科(現:経済学部経済学科)卒業生の林明裕氏(第17期)が、2026年7月5日に投開票された調布市長選挙で初当選し、7月22日に調布市長に就任しました。
調布市では24年ぶりの市長交代となり、各種メディアでも広く報じられています。
林氏は、1984年に本学を卒業。在学中は体育会自動車部に所属し、主将を務めました。卒業後は民間企業への勤務などを経て、34歳で調布市議会議員に初当選。その後、調布市議会議員を6期、東京都議会議員を2期務めるなど、長年にわたり地域行政に携わってきました。
このたび、林氏から学生時代の思い出やこれまでの歩み、市長就任にあたっての思いをつづったメッセージが届きました。
林明裕市長からのメッセージ
1980年、明星大学人文学部経済学科に入学しました。当時はまだ多摩モノレールが開通しておらず、多摩動物公園駅側が大学の表玄関だった時代です。
4年間の学生生活は、学業はもちろん、多くの友人との出会いに恵まれ、とても充実したものでした。一方で、自動車部の活動では山道からサーキットまで、とにかく車を走らせる毎日でした。当然ながら車の維持には費用がかかるため、お中元・お歳暮の配達、ガソリンスタンド、牛丼店、引越し、スキー場など、さまざまなアルバイトを経験しました。汗を流して働いた経験は、今でも私の大切な財産となっています。
卒業後は警視庁の警察官になる予定でしたが、縁あって民間企業へ就職し、調布市でサラリーマン生活をスタートしました。その後、脱サラして独立。地域においてさまざまな活動に参加する中で市政に携わる機会をいただき、34歳で調布市議会議員となりました。その後、紆余曲折を経ながらも、東京都議会議員として地域のために働かせていただきました。
今回、市長選挙への出馬を決意したのは、多くの方々にご相談を重ねる中で、これまで培ってきた経験を、お世話になってきた地元・調布のために活かしたいという思いが日に日に強くなったからです。
私は決して特別な人間ではありません。浅学菲才(せんがくひさい)であり、政治家としてよく言われる「地盤・看板・鞄」のいずれも持たずにこの道を歩んできました。それでも今日まで活動を続けてこられたのは、「一期一会」「袖振り合うも多生の縁」という言葉を胸に、人とのご縁を何よりも大切にしてきたからだと感じています。
人生は山あり谷ありで、決して順風満帆ではありません。しかし、その一つひとつの経験が今の私を育ててくれました。これからも初心を忘れることなく、調布市のさらなる発展と市民福祉の向上に全力で取り組み、少しでも地域と社会に貢献できるよう努めてまいります。
1984年(昭和59年) 第17期卒業
林 あきひろ