明星大学(東京都日野市、学長:冨樫伸)は、東京都立片倉高等学校(東京都八王子市、校長:佐々木一憲)と「高大連携事業に関する協定」を締結しました。今後は、同校の特色ある教育活動や部活動、進路指導の取り組みなどを踏まえながら、高校と大学が互いの学びをつなぐ機会を創出していきます。
特色ある学びを生かした高大連携へ
東京都立片倉高等学校は、1972年に創立された、普通科と普通科造形美術コースを併せ持つ都立高校です。普通科としての幅広い学びに加え、造形美術コースでの専門的な学び、吹奏楽部をはじめとした部活動など、特色ある教育活動を展開しています。
同校からは、継続的に卒業生が本学へ進学しており、これまでも進路選択を通じたつながりを重ねてきました。今回の協定は、こうした従来からの関係を土台に、形式的な締結にとどまらないより実りある連携へと発展させることを目的としています。
今回の協定は、協定書の取り交わしにより正式に締結しました。これにあわせて、2026年6月3日に本学職員が同校を訪問し、佐々木一憲校長をはじめ関係教職員の皆様と懇談の機会を設けました。懇談では、今後の具体的な連携内容について意見交換を行いました。
大学での学びを具体的に描ける機会へ— 学びと課外活動の両面から接点を広げる
懇談では、片倉高等学校の生徒が、大学での学びをより具体的にイメージできる機会づくりが主な話題となりました。
具体的には、大学見学や模擬授業に加え、同校の卒業生や本学在学生との交流、ゼミや研究活動の紹介など、大学生活の実際に触れられる取り組みについて意見交換が行われました。高校側からは、キャンパスを見学するだけでなく、学生がどのような授業を受け、どのようなテーマに関心を持って学びを深めているのかを知ることが、生徒にとって進路選択を考える大きな手がかりになるのではないか、との期待が寄せられています。
また、同校には普通科造形美術コースが設置されていることから、教育学部における美術に関する学びとの接点に加え、ものづくりや課題解決を重視する本学デザイン学部との連携の可能性についても話題が及びました。
さらに、同校の吹奏楽部は、東京都教育委員会の「都立学校における部活動の特別強化プロジェクト」において「Premier Club Tier1」に指定されています。本学にも、2025年に全日本吹奏楽コンクールへ初出場した学友会吹奏楽団があり、こうした特色を踏まえ、今後は学びの面だけでなく、課外活動における連携の幅も広がることが期待されます。