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2025.08.28 広報チーム
8月22日、府中市役所「おもや」にて、明星大学と府中市の協働による取り組みに関する報告会が開催され、府中市の高野律雄市長より、本学デザイン学部および学生に対して感謝状が贈られました。 今回の感謝状は、府中市のボランティア活動「チームfuchuボランティア」に向けた新ユニフォームのデザイン提供と、府中市の行政課題の解決に向けた企画提案という、2つの取り組みに対して贈られたものです。 報告会は2部構成で行われ、第1部では、「チームfuchuボランティア」に新ユニフォームのデザインを提供したデザイン学部2年の高橋にこさんが、高野市長に対して新デザインのコンセプトを説明しました。 登録ボランティアによる投票で採用されたこのデザインは、府中のシンボル的存在である馬場大門のケヤキ並木をイメージして制作されたものであり、その背景や意図について、高橋さんはエピソードも交えながら紹介しました。市長もその説明に大変興味深く耳を傾けられ、報告会の中で高橋さんに対して、ボランティア活動の発展に貢献したとして感謝状が贈られました。
第2部では、府中市が抱える行政課題をテーマにした企画提案のプレゼンテーションが行われました。これは、デザイン学部3年生の必修科目「企画表現5」の授業の一環として実施された「府中活性化プロジェクト」に基づくもので、学生たちは実態調査を行ったうえで、課題解決に向けた企画を立案しました。 7月19日に学内で開催された発表会の中から選ばれた3チームが代表としてこの日に参加し、市長に向けてそれぞれの企画を発表しました。市長、副市長をはじめ、テーマごとの担当部署の職員など多くの方々が列席する中でのプレゼンテーションに、学生たちは緊張した様子を見せながらも、真剣な姿勢で臨みました。 学生ならではの視点と創造力を活かした提案に対し、市長からは実現に向けて前向きな講評が寄せられ、今回の取り組みに対する感謝状が贈呈されました。 今後も明星大学デザイン学部では、デザインの力を通じて地域の自治体や企業が抱える課題の解決に向けた取り組みを継続し、地域社会との連携をさらに深めていくことを目指します。
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