経済学部の坂本ゼミの学生が、2024年12月14日(土)に京都産業大学で開催された「2024年度インターゼミナール大会(第13回)」に参加し、演習で取り組んできた研究成果を発表いたしました。
インターゼミナールとは、所属する大学の演習(ゼミナール)で取り組んできた研究について、所属先と異なる大学の学生と議論し、知識やアイディアを共有する学術的なセミナーのことです(以下、インゼミ)。インゼミは日本の大学で催されており、この多くでは同じ専門分野を学ぶ大学生が一堂に会し、研究成果の発表とディスカッションを通じて親睦を深めています。
今回は、開催校である京都産業大学の他に、流通経済大学、創価大学、広島修道大学で経済学・経営学を学ぶ総勢約80名の学生が参加しました。発表された研究は、いずれも日本が直面する社会的な課題が取り上げられており、参加した学生と教員による白熱した議論が展開され、有意義な時間となりました。
坂本ゼミの学生は、4グループ(7名)に分かれ、それぞれ『食品廃棄物の処理のあり方について』、『食品ロスと森林減少に関する検討』、『プラスチックストロー代替における消費者の費用負担を題材とした持続可能的な環境配慮行動に関する一考察』、『環境教育による環境意識への影響に関する検討』と題する研究成果を発表しました。この中で、プラスチックストローの代替に伴う不便益を分析したチームが、発表したセッションにおいて優秀賞を受賞し、研究への取り組みに対して評価を得ることが出来ました。
インゼミへの参加を通じて、学生たちは多くの知識を吸収し、自身の研究に対する新たな視点を得ることができました。また、他大学の学生や教員との交流を深めることで、学術的なネットワークを広げる貴重な機会となりました。
来年もインターゼミナールが開催される予定のため、次回のゼミナールでは、今回の経験を活かし、さらに深い学びと交流を期待しています。