2024年9月2日(月)から9月5日(木)にかけて、日本文化学科の「地域文化研究—やくもたつ出雲紀行—」受講生29名が芳澤元(よしざわ はじめ)准教授の引率のもと、3泊4日で島根県を横断するフィールドワークに出かけました。
初日は、原たたら(叢雲たたら)、奥出雲たたらと刀剣館など「たたら製鉄」の地を訪れました。刀剣館では、刀匠の小林俊司さんのご案内で実際に鞴(ふいご)や日本刀を手にして、材料となる玉鋼(たまはがね)を鍛錬するプロセスを体験することができ、得がたい機会になったようです。
鉄につづいて2日目は、石見銀山エリアを巡りました。かつて銀を積み出す有数の貿易港として栄えた温泉津(ゆのつ)の沖泊(おきどまり)で16世紀の面影をたずね、石見銀山世界遺産センターを見学したあと、龍源寺間歩(まぶ)まで歩きました。
3日目は、万九千神社や黄泉比良坂ゆかりの揖夜神社など、関東からは歴訪しにくい神社に詣でました。その後、松江城と小泉八雲記念館を経て、出雲大社に参詣し、稲佐の浜で拾った砂を素鵞社(そがのやしろ)で交換する学生もいました。最後に、島根県立古代出雲歴史博物館では、学芸員の松尾充晶さんと田村亨さんのご案内にあずかりました。大社本殿が鎌倉時代には巨大な神殿だったことを示す柱の発見や荒神谷遺跡などの発掘のお話を現場ならではの視点でわかりやすくご解説くださり、学生も刺激をうけていました。
4日目は、岡山県倉敷市で事前に調べていた名所の自由散策でした。最終日ということもあり、学生はのびのびと歩くことができたそうです。
山陰地方に伝わる刀剣や銀、神々の歴史文化を実地で学ぶことができ、質量ともに充実の内容となりました。台風10号が心配されたものの、前日には好転し、全日快晴に恵まれたことも幸運でした。訪問先のみなさまに厚く御礼申し上げます。
初日は、原たたら(叢雲たたら)、奥出雲たたらと刀剣館など「たたら製鉄」の地を訪れました。刀剣館では、刀匠の小林俊司さんのご案内で実際に鞴(ふいご)や日本刀を手にして、材料となる玉鋼(たまはがね)を鍛錬するプロセスを体験することができ、得がたい機会になったようです。
鉄につづいて2日目は、石見銀山エリアを巡りました。かつて銀を積み出す有数の貿易港として栄えた温泉津(ゆのつ)の沖泊(おきどまり)で16世紀の面影をたずね、石見銀山世界遺産センターを見学したあと、龍源寺間歩(まぶ)まで歩きました。
3日目は、万九千神社や黄泉比良坂ゆかりの揖夜神社など、関東からは歴訪しにくい神社に詣でました。その後、松江城と小泉八雲記念館を経て、出雲大社に参詣し、稲佐の浜で拾った砂を素鵞社(そがのやしろ)で交換する学生もいました。最後に、島根県立古代出雲歴史博物館では、学芸員の松尾充晶さんと田村亨さんのご案内にあずかりました。大社本殿が鎌倉時代には巨大な神殿だったことを示す柱の発見や荒神谷遺跡などの発掘のお話を現場ならではの視点でわかりやすくご解説くださり、学生も刺激をうけていました。
4日目は、岡山県倉敷市で事前に調べていた名所の自由散策でした。最終日ということもあり、学生はのびのびと歩くことができたそうです。
山陰地方に伝わる刀剣や銀、神々の歴史文化を実地で学ぶことができ、質量ともに充実の内容となりました。台風10号が心配されたものの、前日には好転し、全日快晴に恵まれたことも幸運でした。訪問先のみなさまに厚く御礼申し上げます。