2023年8月29日(火)から9月9日(土)にかけて、国際コミュニケーション学科の学生11名と情報学科の学生3名が、国際コミュニケーション学科のジャンシャオルイ教授と大石佳奈実習指導員の引率のもと、10泊12日でハンガリーでのフィールドワークへ行きました。
本フィールドワークでは、2日間の現地企業でのインターンシップとハンガリー人の日本語学習者へのワークショップを実施しました。
学生は、Yusen Logistics(Hungary) kftで2日間のインターンシップに参加し、ヨーロッパへ送られる荷物の中間地点であるハンガリーで物流や人の動きについて学んできました。普段見ることのできない貨物倉庫などを見学し、現地で働く様々な国から来た従業員の方に話を伺い、一緒に仕事をさせていただきました。
さらに、ヨーロッパと日本をつなぐSudy&Coでもインターンシップに参加し、事前にマーケティングやIT、輸入輸出、エコなどの課題についてリサーチし、インターンシップ当日は、学生が考えたものをSudy&Coの担当者へ英語で提案し議論するという機会がありました。実際に2件の提案を採用する予定になりました。
日本人学習者へのワークショップでは、日本の文化やアニメなどを題材に日本語のニュアンスや言い回しなどを教え、教えたものを使い日本語学習者とコミュニケーションを取りました。また、ハンガリー人の日本語教師と日本語を教えることの難しさや楽しさ、オンライン教育についてのディスカッションも行いました。
この2日間でのインターンシップとワークショップから、将来の就職活動やキャリアデザインに役立つ思考やスキルを身につけ、英語を使うコミュニケーションの難しさや楽しさも学ぶことができました。
また、滞在した10日間には、人口約2000人の村を訪れ、村をアピールするためのデータ収集も行いました。今後、後期にはビデオや写真、音を使い、情報学科と協働し、アプリ開発を行っていく予定です。