教育学部の学生が国際学会（ICoME2023）の学生セッションで発表しました

1件目

発表タイトル

The Learning Environment for Inquiry Learning in a Cross-Curricular Curriculum: To A Case Study of a Teacher in the N Secondary School （教科横断型カリキュラムに位置づけられた探究学習における学習環境の工夫〜積極的に探究学習を実践しているN中等教育機関の教員を対象として〜）

発表学生

髙橋 真冬、林 花楓、廣瀬 歩夢（教育学科3年）

概要

　本研究の目的は教科横断型カリキュラムに位置づけられた探究学習を実践している教員が取り組んでいる学習環境の工夫を明らかにすることでした。具体的には、探究学習をおこなうためのカリキュラムマネジメント上の困難や、教員の協働に焦点を当て、探究学習を実践しているN中等教育機関の授業観察および授業担当のK教諭にインタビューを行いました。分析の結果、３つのポイントを中心に探究学習が実践されていることが明らかになりました。

2件目

発表タイトル

Reasonable Accommodation for Children with Special Needs: A Case Study for a Private S Elementary Schools in Japan （特別な配慮を必要とする児童へ教師が行なう合理的配慮：私立S小学校を事例として）

発表学生

奥薗 幸栄、松井 薫、成田 明未（教育学科3年）

概要

　本研究の目的は合理的配慮を必要とする児童が在籍している小学校において教師はどのような工夫をおこなっているのか、学習環境の観点から明らかにすることでした。研究の方法は、研究協力校である私立S小学校の授業参与観察と、同校教諭のM教諭へのインタビューを行いました。分析の結果、M教諭は2段階のプロセスを経てどのような児童でも自信が持てるような環境づくりを行っていることが明らかになりました。