人文学部日本文化学科では各教員が顧問となり、学生が主体となり活動する学生研究会があります。
そのひとつで、芳澤元(よしざわ はじめ)准教授が顧問を務める「歴史を旅する会」の学生が、2023年2月12日(日)から14日(火)まで、宮城県仙台市や松島町で冬季フィールドワークを行いました。
今年度から課外活動が認められ、8月にも京都フィールドワークを企画し、2020年の金沢合宿から2年半ぶりに活動を再開しています。
伊達政宗が築城した青葉城や、奈良時代に建設された多賀城址、その北東に鎮座する陸奥一宮の鹽竈(しおがま)神社、翌日には松島海岸などを巡見しました。
途中、学生たっての希望で、昼食を兼ねて仙台うみの杜水族館に立ち寄ったほか、多賀城に赴任した役人も訪れたという秋保温泉で、ほっとひと息つくことができたようです。
雪にも見舞われましたが、古代・近世の城郭から霊場まで、みちのく文化を探訪する旅となりました。