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人間社会学科の学生が実施したWLBに関するインタビューが日野市公式ウェブサイトに掲載されました

【人文学部支援センター】

 人文学部人間社会学科鵜沢ゼミでは、日野市役所、実践女子大学須賀ゼミと協働し、日野市内の先進事例を対象にワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)に関するインタビュー調査を実施しました。その結果が日野市の公式ウェブサイトや「広報ひの」令和4年2月号に掲載されています。是非、ご一読ください。

鵜沢 由美子 教授のコメント

 過労死・過労自死が社会問題となるほどの長時間労働、世界最速のペースで進む少子高齢化による労働力不足、そして、ジェンダー・ギャップ指数が156か国120位(2021年)と先進国の中でも最低レベルであることに象徴される女性の働きにくさ…。WLB(「仕事と生活の調和」厚労省)を必要とする社会的背景は多面的であり、かつその実現は切実さを増しています。

 さらに、コロナ禍において多くの職場でテレワークが広がり、仕事と生活のあり方が改めて見直されるようになりました。大学時代にオンライン授業を経験し、私の講義授業である「仕事の社会学」を履修している学生たちからは、将来の展望として、職場に出勤して対面で実施する仕事とテレワークを組み合わせたハイブリッドワークを望み、WLBの取れた生き方をしたいという声が多く聞かれます。今後、若者が減っていく状況下で、WLBの推進は企業の生き残りをかけた課題ともいえるのではないでしょうか。

 日野市においては、2020年度にまとめられた第4次日野市男女平等行動計画の中の目標に「女性と男性があらゆる分野でともに参画できる環境づくり」が掲げられています。その計画の柱はWLBの推進であり、家庭・職場・地域におけるWLBへの目配りが示されています。中でも、「WLBの推進に向けた企業への働きかけ」は第4次計画で重点的に取り組む7つの施策の一つとされています。
 こうした中、鵜沢ゼミでは、ゼミ生が主体的にWLBの進んだ日野市の企業や団体の情報を収集し、選定することから始め、日野市、実践女子大学須賀ゼミと協働し、コロナ感染状況に応じて、時にはZoomで時には対面でインタビュー調査を実施しました。今年度の経験を近くメンバー皆によるZoom座談会で振り返り、活動全体の詳細を人間社会学科の紀要『社会学研究報告』(43集)に掲載する予定です。