人文学部国際コミュニケーション学科と情報学部情報学科の学生が協働して、八王子市・高尾にあるレストラン「TOUMAI(トゥーマイ)」のオーナー様に向けたプロモーション用アプリケーションを開発しました。手掛けたアプリケーションの活用方法についてオーナー様へプレゼンするため、1月21日(金)に学内で開催した最終発表会の様子をご紹介します。
概要
本プロジェクトは実社会における広報と技術の共同作業を学内で体験するために2019年から企画運営されているもので、前期・後期を扱った通年科目です。異なる学科の学生が混在するチームを作り、学科の専門性を活かしながら実在するレストランに対してアプリケーションを利用したマーケティング施策の提案に挑戦しています。
今回は八王子市にあるレストラン「TOUMAI」様にご協力いただき、ワイン発祥の地である世界遺産のジョージアワインの売上向上を中心としたプロモーションに取り組みました。
プロジェクトは3つのグループに分かれ、それぞれAR(拡張現実)、VR(仮想現実)、プロジェクションマッピングを活用した提案に挑戦。授業はオンラインと対面のハイブリッド授業で実施しており、国際コミュニケーション学科の学生たちは、ジョージア産のワインについてBritish Teaching 大学の学生へオンラインによる情報収集を行い、そこで得た情報をもとに情報学科の学生たちがアプリケーションを開発しました。
最終発表会ではプロモーション案に関するプレゼンだけでなく、開発したアプリケーションをオーナー様に実際に体験してもらいました。
①ARチームによる提案
スマホを活用したAR体験では、顧客が飲んでいるジョージアのワインについて紹介しています。ジョージアの景色や音楽を楽しむことで、まるでジョージアにいるかのような食事体験を提案。
②VRチームによる提案
360°カメラで撮影したジョージアの景色を素材に、VRソフトウェアで制作したものです。VRゴーグルを装着すると映像に合わせたナレーションが再生されるほか、視聴できる映像の差し替えも対応可能としています。
③プロジェクションマッピングチームによる提案
店内でワインを注文した顧客を対象に、専用テーブルにてジョージアワインがジョージアのどの地域で生産されたかをプロジェクションマッピングで学びながら、ワインを楽しむことができるサービスを提案。