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機械工学系の卒業研究で水素を燃料としたエンジンの稼働実験に成功しました

【理工学部支援センター】

 SDGsや脱炭素社会を実現できるクリーンエネルギーとして、水素燃料が注目されています。
 機械工学系4年生 池田 武史さん(齊藤 剛研究室)は、卒業研究で水素を燃焼させ、エンジンを稼働させることに成功しました。この実験では、エンジン燃焼室でレーザー光線によるプラズマを発生させます。発生したプラズマに水素を反応させてピストンを動かすことで動力を得ることができます。エンジンは、ガソリンでも動く市販のものですが、水素を燃料に稼働させることに成功しました。

池田さんの話

 新型コロナウイルス感染症によって、研究が中断した状態で4年生を迎え、毎日8時から21時までエンジンの稼働実験に取り組みました。所属する燃焼工学研究室では、これまで気体燃焼によるエンジン稼働の実績はなく、指導教員や研究室OBの助言を受けながら、ガソリン燃料用のエンジン制御プログラムを修正する段階からのスタートでした。
 初めて水素燃料でエンジンが動いたのは12月の夜のこと。製作開始当初の不安と、製作過程の苦労が大きかっただけ、エンジンが回った際の達成感はひとしおでした。
今後は水素エンジンが稼働した際のデータをまとめ、卒業研究として発表する予定です。

エンジンの写真

池田さんの写真