人文学部福祉実践学科 吉川ゼミ(吉川かおり教授)では、ICTを活用した障がい者と学生の交流活動として、分身ロボットOriHime*を活用したキャンパスツアーを実施しました。
分身ロボットOriHime・・株式会社オリィ研究所が開発した分身ロボット。カメラ・マイク・スピーカーが搭載されており、インターネットを通して操作することで、「その人がその場にいる」ようなコミュニケーションを実現。以下、OriHimeの遠隔操作をする人を「パイロット」と称します。
この取り組みは東京都主管の「令和3年度障害者支援施設デジタル技術等活用支援モデル事業」として、東京都社会福祉事業団 日野療護園と協働して行われたものです。コロナ禍で施設利用者の外部接触機会が制限されるなか、ICT機器の活用により非接触型の交流機会を創出することを目的としています。
9月21日に行われたキャンパスツアーでは3名の施設利用者がOriHimeのパイロットとして遠隔参加し、本学学生が案内する形で構内を巡りました。10月には多摩動物公園散策も予定されています。