建築学部米田正彦教授が、東京都建築士事務所協会主催「建築ふれあいフェア 会場配置・展示什器アイデアコンクール」(国内オープンコンペ)にて、審査員賞を受賞しました。
東京都建築士事務所協会は、一般市民と専門家との情報交換・交流・宣伝を目的としたイベント「建築ふれあいフェア」(会場:新宿西口広場)を2000年から毎年開催。コンクールでは、イベント会場における配置および展示什器のアイデアが募集されました。
米田教授は今回受賞した作品について「アイデアコンクールですが、最優秀作品は実際に制作・使用されますので実用的な設計が求められました。デザイン性、可変性、耐久性、経済性の他に、運搬し容易に組み立てることが誰でも出来るものでなければなりません。デザインしたフォリー(あずまや・家具)は、多摩産のスギやヒノキをCLT(Cross laminated timber)化して制作するものです。」と振り返りました。
米田教授のほか、明星大学建築学部生(4年)1名を含む計5名が共同制作し受賞した今回の建築デザインコンペ。参加動機については、「建築設計実務研修のために集う学生の実務研究の一環として挑戦した」としています。受賞作品の詳細は、下部「関連資料」からもご覧いただけます。
テーマ:「アフターコロナに向けて、密にならない、市民とのふれあいと新たな展示のあり方を考える」
~外部からも会場の展示・イベントの様子が見渡せる仕掛けの工夫~