人文学部国際コミュニケーション学科では2021年7月14日~7月28日の期間、英語によるプレゼンテーションを行いました。サビーナ・アーダムク先生の英語の授業では、1・2年生いずれの学年も一貫して社会問題に関する話題について英語で議論することを目的に学習を進めています。前期のまとめとして、グループでのプレゼンテーションを行いました。
当日のプレゼンテーションでは、多様なテーマがそろい、「視力の低下」「不眠症の増加」「COVID-19によるライフスタイルの変化」「肥満がもたらす影響」「地球温暖化」など、社会的な現象の中から問題点を見出しています。学生は情報をリサーチする際にも、意見をまとめる際にも英語を使用しました。日本語を使いたくなる場面もありましたが、英語の表現方法をお互いに補うことで、英語の表現力が身につきました。また、社会問題に関する語彙をふやしたことで、発表に自信をもって取り組むことができました。当初人前で英語を話すことに抵抗があった学生もいましたが、繰り返し英語のデスカッションを行うことで、今は緊張せずに英語で話せるように成長しています。
今回のプレゼンテーションで印象的だったのは、聞き手側の反応を確認したり、質問を投げかけながらインタラクティブな形式で進められたことです。会話も発表も相互に協力しあいながら社会構築されるという視点を持つことで、安心して課題に取り組めるようになりました。