明星大学学長 落合 一泰
政府から4月25日から5月11日までを期間とした緊急事態宣言が発出され、本学が位置する東京都もその対象となっております。
本学では、当初から、2021年度前期においては新型コロナウイルス感染の収束が困難であることを想定し、「学生・教職員の生命と身体の安全確保」及び「学生の学修機会の保障」を両立するために、次のような対策のもとで教育活動を実施しています。
- ① 本学における全授業数のうち対面授業と遠隔授業の割合を、おおよそ50%程度ずつとする。(遠隔授業の活用促進を通じて学生の大学生活と修学とを充実させる施策)
- ② 2019年度以前に比べ、1日に登校する学生数が1/3程度になるように対面授業を配置する。(人流の7割削減と大学構内の3密回避のための施策)
従前から継続している、来学前検温、入構時検温、全校舎出入口への消毒剤配置、3密回避・マスク着用・手指消毒励行指導、その他の感染防止策と併せた本学の対応は、緊急事態宣言の要請に応えながら高等教育機関としての使命を果たせるものだと考えています。そのため、遠隔授業への移行を拡大しながらも、当面は、図書館その他の施設利用も含め、当初予定どおりの教育活動を行います。
ただし、本学構内での感染が発生した場合、あるいは感染の恐れがある人の入構が確認された場合、首都圏で急激に感染者が増加した場合など、状況に応じて、より多くの授業を遠隔授業に切り替える準備も進めてまいります。
4月29日から5月5日の期間において、一部の授業科目で遠隔授業が実施される場合がありますが、同期間に大学の施設維持を目的とする作業が予定されており、学生、教職員の大学構内への立ち入りを原則として禁止しております。
なお、緊急事態宣言中においては、本学学生・本学教職員以外の方の学内への入構は控えてくださいますよう、お願いいたします。
皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。