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~日・韓・中・米が連携する国際学会ICoME2020~教育学科の学生たちが「ICTと教育」について英語でプレゼンテーションしました

最終更新時期:2020年08月

【学長室広報チーム】

 明星大学では、2020年8月17日から18日に行われたオンライン国際学会International Conference for Media in Education 2020(ICoME2020)における学生セッションにおいて、教育学科の学生が「教育実践ゼミ」で学んでいる「ICTと教育」の内容2件を、英語で発表しました。

 学生たちは自分たちの身近な出来事から「問い」をもち、データを収集・分析し、その問いに対して考察しました。コロナ禍において学校現場でデータ収集ができないことから、オンラインで小学校現場の先生にインタビューをし、そのインタビューデータを学生同士が遠隔で分析して研究をまとめていきました。単にデータから考察するだけでなく、先行研究や理論的枠組みからもとらえることで、より深い分析結果を導くことができました。

学生の発表内容

発表タイトル:How Do Teachers Evaluate Cross-Curriculum Learning in Subject teaching?(教科教育における合科的指導への評価に関する研究)

発表者:東條ひより・豊田大登・橋本孟(教育学科3年)

学生によるプレゼンテーションの様子

橋本孟さんによるプレゼンテーションの様子

発表タイトル:How Enhancing Learning Motivation Using ICT as a Learning Environment in International Collaborative Learning(国際交流学習における学習環境としてのICTと児童の学習意欲に関する研究)

発表者:大町由季・大塚慶生・川野舞子(教育学科3年)

プレゼンテーションの様子(その2)

川野舞子さんによるプレゼンテーションの様子

発表者の感想

橋本孟

 飛び交う英語、流れるように意見を交流し合い、笑い合う人々。自分の伝えたいことをまとめて満足していた私に襲い掛かる濁流のような英語に圧倒されました。舞台に立つどころか必死にしがみつくのが精一杯。あの時ほどドラえもんの翻訳こんにゃくが欲しいと思う事は今後の人生にないでしょう。
 しかし、後悔ばかりのICoMEではありません。一つの目的のために仲間と意見を出し合い、学び合い、まとめる過程はどれも得難い経験でした。まして英語でまとめるなど人生初の偉業です。そしてその英語でまとめる時に、わかりやすく伝えるためにはどう表現すればいいのかを何度も何度も考えました。日本語と英語の違いを認識しなければならず、コーラとペプシほどの小さな差だと思っていた言い回しや表現の仕方が、実はコーラとサイダーほどの差があると気づいた時には、資料作り再考のお知らせによる絶望と言語の奥深さを同時に思い知ることになりました。
 これら今まで触れてくることのなかった角度からの発見と神秘を与えてくれたICoMEの経験は辛くもありましたが多くの学びがありました。これを自分だけのものにするのではなく、教員を目指していく上で子どもたちに伝えたい学びの一つとして意識していきたいです。

川野舞子

 私はICoMEを通して、筋道を通すことの難しさを学びました。ICoMEの研究では、研究協力者にインタビューを行い、それをまとめて考察しました。最初に研究目的を設定しており、インタビューも考察もその研究目的に沿っていることが重要でした。チームメイトと話し合いをしながらインタビューをまとめたり考察したりしていると、いつの間にか研究目的から逸れてしまうということもありました。論理的に話を組み立てなければ研究として成り立たないため、何度も研究目的と照らし合わせながら考察をしました。
 文章だけでなくスライドでの発表も、論理的に組み立てる必要がありました。研究背景から研究目的、考察までが一本の線で繋がるように、スライドの順番や話す内容を決めました。筋道立てて話すことで、聞き手も理解しやすくなると改めて感じました。
 ICoMEを通して、英語でも日本語でも、筋道立てて話したり書いたりすることが大切だと学びました。今後の研究にも、今回学んだことを生かしていきたいです。