明星大学では、8月2日(日)・4日(火)・6日(木)・8日(土)・9日(日)の5日間、国際コミュニケーション学科主催による「明星サマースクールプロジェクト2020」を開催いたしました。
本プログラムは、子どもたちがスポーツなどのアクティビティを通じて、学生や国際ボランティアと一緒に英会話を体験できる活動です。今年は新型コロナウイルスの影響を考慮し、初となるオンライン型プロジェクトの開催を試みることになりましたが、オンラインでの開催ということもあり、メキシコやイタリア、ルーマニアに英国など世界各国から国際ボランティアが参加し、例年以上に国際色豊かなプログラムとなりました。
オンラインの利点を生かし、ジョージア共和国の児童生徒も参加
Web会議サービス「Zoom」を活用し、ビデオリスニングやブレイクアウトセッションを通じて約50分間の英会話を体験する今年のプロジェクトでは、休日に出かける場所を友人と話し合うなど、実践的な英会話が体験できました。今年度はオンラインでの利点を生かし、ジョージア共和国の児童生徒56名が参加し、日本の児童生徒48名と共に英語のクラスに参加しました。
オンライン下で試行錯誤を重ねる学生たち
また、学生たちが自らプログラムを考案するのも本プロジェクトの特徴ですが、今年は従来とは異なるオンライン下で、どのように子どもたちに英語を好きになってもらえるかを海外学術提携校の学生や、世界中から参加した英語教育に興味のある国際ボランティアとのチームティーチングで試行錯誤を重ねていました。
子どもたちにフレーズを覚えてもらうために、ブレイクアウトルームを用いてペアワークを中心とした練習をする、動物園や水族館のイラストを作り、イメージしやすくすることで英単語の理解を促進するなど、参加した子どもたちの興味を引く、オンライン環境ならではの今年の明星サマースクールプロジェクト。10月にもイタリアの生徒児童が参加して英語のクラスを行う計画もあります。
明星大学では、今後も様々な形で地域に貢献していきます。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。