教員からのエール
廣嶋龍太郎 HIROSHIMA Ryutaro

『特別活動と総合的な学習の時間』は聞き馴染みがないのですがどのようなものですか
特別活動と総合的な学習(高等学校では「探究」)の時間は、教科外の活動として学校教育の中で大きな役割を果たしています。この科目では、まず特別活動の成立と変遷を学習した上で、自身の計画を構想します。
2022年度現在、この科目のスクーリングは遠隔授業で行われています。遠隔授業であっても、Zoomやスレッドを用いて受講生同士の意見共有を多数行い、自身の計画を深化させていきます。
授業を通じて、先生が印象に残る姿はどのようなところですか
お互いの立場を尊重しつつ様々な学び合いをしている姿が印象的です。通学課程と違い、学生の中には、社会人として働く方もいれば、高校を卒業したばかりの方、さらには、既に実際の教育現場で働かれている方もいます。それぞれの立場での意見は、お互いに新たな発見を多く生むことができます。
立場は違えど同じ目的に向かって努力しあう姿が見られるのは、通信教育課程特有の事だと感じています。

これから明星通信で教員を目指す方へのエールをお願いします
明星大学の通信教育で学ぶ方は大変多様で、担当教員としてはいつもよい刺激をいただいています。
特にスクーリングでは私自身が教員や研究者として学ぶべき点も多く、自分も一人の学習者となった気持ちで臨んでいます。これからも、教職を目指して学ぶ意欲のある方々と、明星大学の通信教育課程でお会いするのを楽しみにしています。皆さんの学びを心から応援しています。

