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シェイクスピア生誕四五〇年に思う

住本 規子さん [明星大学人文学部国際コミュニケーション学科教授]

シェイクスピアに導かれて

シェイクスピアに出会ったのは、大学一年生のとき。外国文学を選んで学び始めたのに、どこかしっくりきて いなくて悩んでいたころ、あるゼミに参加する機会がありました。ミッション系の大学でしたから、シスターの先生でしたが原文で『ロミオとジュリエット』を 読みましょうと。その先生の一緒に考えてくださるような教え方が良かったんですね。台詞に対する私の意見に『あなたすごいこと言うわね』と取り上げてくだ さったり「シェイクスピアを学ぶんだったら演劇を知らなきゃいけないわね。演劇を知るにはルネッサンスを知らなきゃいけないわね。ルネッサンスのことを知 るには中世を知らなきゃいけないわね」っていうふうに。引き込まれていくうちに気づいたらシェイクスピアの虜です。
大学院で学んでいた頃、明星大学が日本シェイクスピア協会の催しの会場になり、貴重な「ファースト・フォリオ」(初版本)が展示されたんです。どきどきし ながらガラス越しに見た稀覯書(きこうしょ)には機械がつくる現代の本とは違い、人がつくった雰囲気がありました。以来、研究を続けて、今こうして明星大 学に私がたどりついたのもシェイクスピアに導かれて、という気がします。
今年は明星大学五十周年という節目ですが、シェイクスピアも生誕四五0年。新しくできた明星ギャラリーではシェイクスピア展を開催します。ぜひ多くの方々にご来館いただき、本物を目にする感動にふれて頂けたらと思います。

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