教員免許状を取ろうと思った理由は何ですか？

自分の集大成として英語教員免許状取得に挑戦したいと思いました。

憧れの先生のコンサートで伴奏

大学卒業後は航空会社、ホテルなど英語に携わる仕事に長年携わり、2年間ほどロンドンにて仕事をしながら、ビジネス英語を学ぶなど多岐に渡り様々な経験をしてまいりました。

我々が“コロナ禍”というこれまで経験したことのないような時代を生きる中で、この状況下において何かできることがないかと考え、これまで経験してきた自分の集大成として英語教員免許状の取得という道に挑戦しようとしたのがきっかけです。

現在は外資系企業に勤めております。前職は英会話スクールに勤務し、日々日本の英語教育について考える場面が多くありました。日本人が国際社会で活躍するためのツールとしての英語がビジネスマンにとって強みとなる一方で、コンプレックスを持つ方を多く目の当たりにしました。その多くがもっと学生の頃から実践に繋がるような英語を勉強しておけばとしきりに仰っていたのが印象的でした。

今、英語教育も変わりつつあります。アクティブ・ラーニングを活用し、より実践に近いスタイルで学ぶ方法に転換しています。学生の頃の学習は将来の手助けになります。

今年、自分の母校での教育実習が控えており当時の担任の先生やお世話になった母校で約30年ぶりに教育実習生として再び自分が、教育実習生として過ごす3週間が本当に楽しみでなりません。

自分が教員として実際に生徒と向き合った際に、自分の実体験を伝え若い世代の国際的な活躍の何かヒントになればという想いであります。

明星通信で学ぼうと決めた理由についてお聞かせください。

きっかけは小学校の英語サポーターでのご縁でした。

子育て中にご縁があり、非常勤で小学校の英語サポーターという立場で子供たちに教えた経験があります。その際に大変お世話になった先生が仕事をしながら取得できると、明星大学の通信教育課程を私に勧めてくれました。今でも現役で活躍なさる先生に、「先生の勧めで私も取得目指します！」と伝えたところ大変喜んでくださりました。

学習する上で大変なこと、工夫していることはありますか？

先生方からの温かい言葉ひとつひとつが自分のモチベーションに繋がります。

大変なことは仕事＋家庭との両立です。今は母、会社員、学生という3足の草鞋を履いております。余裕を持ったレポートの計画的作成やスクーリング日程と仕事調整が個人的に非常に重要だと感じます。

大変な反面、苦労して作成したレポートの評価を頂く際に先生方からの温かいコメントの言葉ひとつひとつが、自分のモチベーションに繋がります。自分も教員として生徒を評価する際に、そのような言葉かけをしたいなと感じております。

そして、何よりスクーリングで出会った仲間たちとの繋がりに感動いたしました。英語コースの仲間はとても素敵な方ばかりです。明星を通して、私は皆さんと出逢えたことが何よりの宝です。学習する上で孤独になりがちな通信であっても、互いを励まし合い、リモートという限られたコミュニケーションである中でも、お互いへのリスペクトや刺激し合う気持ち、本当に素晴らしい仲間と出会え、あらためて明星を選んで良かった！と思っております。