「災害時の位置情報共有アプリ」の有効性に関する実証実験(2025)
立川市
明星大学人文学部人間社会学科の天野徹教授と学生有志は、立川市の民生委員やNPO法人立川災害ボランティアネットと協力し、災害時に被災者の位置情報を共有するアプリの実証実験を行いました。天野教授が開発したiOSアプリを用い、学生が被災者役として滞在地や避難先の位置情報を発信・共有するシミュレーションを実施。アプリは登録者の位置を地図上に表示し、迅速な支援を可能にします。
実験では操作性や情報共有のしやすさが高評価され、平常時の活用提案もありました。アプリはNPO防災まつりでの社会実験や立川市地域福祉課からも関心を集め、社会実装への期待が高まっています。この取り組みは、天野教授が提唱する「文理融合・人文社会科学総合の「21世紀型スキル」の習得を目的とした「総合社会科学としての情報社会学」による人材育成」の一環で、内閣府の事例にも採用されるなど高い評価を受けています。
学生からは「地域課題に触れ学びが現実とつながった」「命を守る実感があった」との声が寄せられ、今後も改良を重ね、市民団体や行政での活用を目指す予定です。
