教育学部の学⽣が「⻘梅療育キャンプ」を実施(2022-2024)
青梅市教育委員会
青梅療養キャンプとは青梅市教育委員会との連携の下、同市の公共施設を利用し、学生、発達障がい児及びそのきょうだい等が参加する療育キャンプのことで、人文学部心理・教育学科教育学専修の頃から15年以上にも渡り継続してきた行事です。
目的は主に二つあり、一つ目は、活動の企画や運営を通じて、将来、職場や社会生活を送る上で役立つ相互連携や実践力を向上させるという目的があります。そして二つ目は、発達障がい児とそのきょうだい、保護者と触れ合うことで障がいへの理解を深めることにあります。またこの行事を通して社会貢献に繋がればという思いも含まれています。
2024年度
2024年度の青梅療育キャンプを2024年8月19日(月)~8月20日(火)に実施しました。
1日目
宿泊先でもある埼玉県立名栗げんきプラザに直接行き、初めの集いと昼食後、最初のプログラムであるチャレンジ型オリエンテーリングを行いました。
グループに分かれ全部で10個ほどの課題解決型ゲームをクリアしながら協調性を学ぶもので、アイスブレイクの目的もありました。入浴と夕食後には子供たちに毎年大人気のキャンプファイヤーを予定していたのですが、あいにくの雷雨で急遽、室内ホールでのキャンドルファイヤーに変更となりました。少し残念でしたが、学生たちが企画したレクレーションを子供たちは満面の笑みで楽しみました。
2日目
朝から青梅市花木園に移動して課題をクリアしていくスタンプラリーを行い、様々なゲームや名物のローラー滑り台などを満喫し、昼食後の記念撮影後、バスに乗り込み帰路に着きました。
本年度は参加児に比して学生数が少なかったために、マンツーマンでつくことができず、班ごとの分担となり、まとめ役の学生たちは特に大変だったと思います。
教員の仕事は授業以外に特別活動として、遠足や修学旅行などの引率を担うこともあります。そこで最も大切なことは、子供たちの命を預かっていることを自覚し、安全管理を万全にすることです。教員を目指す学生たちにとって今回の経験は、それを体感できる貴重な機会になったのではないでしょうか。


2023年度
今回の参加者は学生が38名、参加児が32名、監督役として2名の教員が関わりました。
学生たちは子供たちを個別に担当しながら4つの班に分かれてプログラムを行いました。1日目は青梅市成木市民センター体育館で、はじまりの会とドロケイや人間知恵の輪などのレクリエーションゲームを用いてのアイスブレイク、宿泊先の埼玉県立名栗げんきプラザでのキャンプファイヤでは鬼滅の刃をモチーフにしたアトラクションと花火を行いました。2日目は朝から青梅市花木園に移動し、本年度から参加の佐々木敏幸助教による造形ワークショップを行い、皆で作った鮮やかなフラッグが夏の青空に向ってはためきました。午後は3つの課題をクリアしていくスタンプラリーを行い、花木園名物の長さ211メートルのローラー滑り台なども楽しみました。


2022年度
本年度は宿泊無しのディキャンプで、人数も総勢40名ほどとこれまでよりも縮小し、3年ぶりとなる2022年8月8日(月)に明星大学でプレキャンプ、2022年8月16日(火)には青梅市花木園でキャンプ本番を迎えました。
キャンプ本番の午前中はハンカチ染め、花壇作り、ミニパラシュート作り等の工作活動、午後は複数の遊びブース(ポートボール、タッチ鬼、しっぽ取り、ストラックアウト、なんじゃもんじゃ等)を巡るウォークラリーといった学生企画のプログラムを行い、子供たちとともに、笑顔いっぱいに真夏の一日を満喫しました。
コロナ以前は1泊2日で実施しており、対面でのキャンプは2年間行えませんでした。(2021度はリモート開催)



