2018年12月1日(土)、本学で開催された「電力システム技術東京私学連合ブランチ」にて、電気電子工学系4年生6名(大塚 貴弘さん、城山 智吉さん、芳賀 将吾さん、五十嵐 優人さん、柴 悠香子さん、樋上 隼さん)が研究発表を行いました。
 この研究発表会は電力システム関連の研究に携わる、関東地区の工学院大学、芝浦工業大学、東海大学、日本工業大学、明星大学、サレジオ工業高等専門学校の学生を対象に、卒業研究の中間報告として研究内容を公開し、その内容を議論することで同世代の学生同士で交流するという貴重な経験を積んでもらうために、毎年この時期に電気学会東京支部より援助を受けて開催しています。

研究発表詳細

タイトル:「不確実な再生可能電源に対する送電計画の検討」

発表者:城山 智吉(伊庭 健二研究室)
発表内容:太陽光発電や風力発電の大規模な発電所建設が始まっています。しかし、これらの電源は需要の少ない地域の適地に広く分散している上、発送分離政策のため送電線の長期建設計画が難しくなっています。本研究では接続可能な全ての送電網を多様な目的関数を用いて評価し、広範囲に分散した再生可能エネルギー電源を結ぶ送電網計画の基礎的研究を行いました。

タイトル:「壁面太陽光発電システムの発電特性とMPPT 機能の再現」

発表者:芳賀 将吾、大塚 貴博(伊庭 健二研究室)
発表内容:太陽光で発電するパネルの傾斜角を0度から90 度まで10 度ずつ変化させ、可変抵抗により測定し最大出力を計測しました。その結果、真南に向けてパネルを垂直に立てた場合、反射光を多く取り入れることができるため最大電力時の65%近い電力を得られることがわかりました。

タイトル:「画像分析に基づいた建物竣工時の建屋内照度推定の検討」

発表者:樋上 隼(石田 隆張研究室)
発表内容:私は、社会的な要請により最小限の工期で完成を求められている建屋の竣工において、類似の形状を持つ建屋内の照度を測定する方法について研究しています。異なる室内で外光の影響を低減した照度の推定方法を、代表的な室内の測定結果より推定する手法を提案し、その実測データを用いた分析結果を発表しました。

タイトル:「トルクセンサを用いたフィードフォワード制御の開発」

発表者:五十嵐 優人(石田 隆張研究室)
発表内容:電動アシスト自転車のペダルをこぐ人の状態をトルクセンサで検知し、そこから得られた踏力の変化を、フィードフォワード制御を用いて推定する手法の開発工程について報告しました。

タイトル:「ホームドアの設置で変化する駅ホーム上の旅客人流シミュレーションの検討」

発表者:柴 悠香子(石田 隆張研究室)
発表内容:近年、首都圏で進んでいる駅のホームドア設置が人の流れや混雑にどのような影響を与えているのか、という人流シミュレーションを行い、ホームドア設置前後の人流の変化を解析しました。その結果ホームドアがあると、ホームドアがない場合より車両出口から改札までの移動時間が長くなることがわかりました。