学部について
企業や組織の運営法を探り、
社会貢献をめざす
経営学とは、企業が利益を追求し、社会の中で重要な役割を果たすために、事業活動の最適な管理や組織の運営法を考える学問です。明星大学では、学生が自らビジネスを企画して運営することで、リアルな経営学を実践します。「経営管理」「マーケティング」「会計」をベースとして学び、職業に直結する体験型の5つのキャリアプログラムのコースで、実践的人材をめざします。
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多摩地域とともに生きる!
地域創生・
地域活性化に貢献する。
~地域の人たちから必要とされる学部をめざす~
「経営管理」「マーケティング」「会計」を学問体系の基礎とし、「地域創生推進」をコンセプトとする5つのコースを設定。明星大学ならではのビジネス体験学習のノウハウと経験をもとに、社会のイノベーションを進め、地域の活性化に貢献できる人材を育成しています。
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産官学連携による
実践的な体験教育
地域のイベントやビジネスコンテストに参加して、世の中に役立つアイデアや論理的思考力を習得。実務家との対話や計画の立案・実践などを通して、企業経営の理解を深めます。
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高い就職率を
実現するキャリア教育
入学時から就職への心構えを指導するなど、キャリア教育専門の教員を中心に指導を強化しています。
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女性の社会進出促進
経営学部のコンセプトのひとつは「ビジネス社会における女性の社会進出促進教育」。女子学生のキャリアモデルとなる教員が、実務と理論を融合させた授業を行います。
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多摩ブランド創生コース
多摩地区を舞台に、地域の活性化や地域住民の生活満足の向上に向けた施策などについて学びます。地元を元気にしたい、人々の生活をより良くしたいという意欲のある人向けのコースです。
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観光・ブライダルコース
観光、航空、ホスピタリティ、ブライダルなど人気のサービス業について学びます。 ホテルや旅行、ブライダルビジネスなどサービス業に興味、関心のある人向けのコースです。
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事業承継・起業コース
起業や新規事業の立ち上げ、企業の事業承継について必要な知識を学びます。 将来自分で事業を興したり家業を継いで発展させていこうという人向けのコースです。
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金融・会計
プロフェッションコース
一般企業の経理部門や金融機関、また公認会計士など会計職業人に必要な知識を学びます。 会計や財務の知識を身につけて金融機関や会計のプロをめざしたい人向けのコースです。
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高度実務人材育成コース
実務家としての基礎能力を高め、民間企業および官公庁の即戦力となる人材をめざします。経営学の学習と実践を通じて実務の基本能力を高め、即戦力をめざす人向けのコースです。
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ビジネス体験プログラム
- 1年生 -
ビジネス実務基礎
「フレッシャーズ・チャレンジ」
ホンモノのビジネス体験プログラム
経営学科では、リアルな経営感覚を習得するために、1年生の時にビジネス実務基礎(フレッシャーズ・チャレンジ)というプログラムを用意しています。2019年度は、多摩地域の老舗菓子メーカーの協力を得て、地元産にこだわったスイーツの新商品開発を行いました。パッケージデザインやネーミング、価格を学生自身が考案し、日野市のふるさと納税で御礼品にも選ばれています。ホンモノを味わえる、本学科ならではのビジネス体験授業です。
- 2年生 -
ビジネス実務応用
学生自らが、新商品開発の企画運営に挑戦
現実のビジネスに近い状況設定の下、学生が主体となってビジネスの運営を行います。その中で経営学の諸理論についてより理解を深め、チームで事を成し遂げるための能力を養っていきます。2019年度は、「多摩ブランド創生」をテーマに、新商品開発の企画・運営を実施。JR豊田駅近くの施設PlanTでの新商品試食会イベントの内容を学生自らが考え、運営しました。
- 3年生 -
ビジネスプランコンテスト
起業ノウハウを学んで、コンテストに参加
ITなどの技術進化により生まれる新しい製品・サービス・ビジネスモデルを考え、プラン化するという起業に必要な能力を身につけます。実践としてグループでビジネスプランを作成し、授業内でプロの起業家・投資家をお招きしたコンテストを開催します。
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産官学連携プログラム
- プログラム1 -
「TAMA NEXTリーダープログラム」
次世代の経営者たちと一緒に学ぶ
明星大学経営学部では、多摩信用金庫と共催して、次世代ビジネスリーダーを育成する「TAMA NEXTリーダープログラム」を実施しています。対象となるのは、多摩地域の中小企業の次世代経営者です。このプログラムのマネジメント能力養成講座などに、経営学部の学生も参加します。現役の経営者などと一緒に実践的・体験的に学ぶことで、経営者としての資質向上をめざすことができます。
- プログラム2 -
映画制作会社への
インターンシップ参加で学ぶ
若木宏一ゼミで扱う領域はサービスマーケティングです。一般的なサービス業のほか、映画ビジネスやスポーツビジネスまで扱います。とくに映画ビジネスでは実際に制作会社のインターンシップに参加し、映画の制作から興行までの実務を経験することができます。ゼミの進め方はフィールドワークを重視しながら、理論もしっかり学んでいきます。
- プログラム3 -
地域とのコラボレーションで学ぶ
田原洋樹ゼミでは、2018年9月に本学とあきる野市が締結した「包括的な相互協力・連携に関する協定」に基づき秋川駅周辺地区産業活性化戦略委員会と協力し、あきる野市の公共施設「あきる野ルピア」にてプラネタリウムが併設されたカフェを期間限定でオープンしました。カフェでは、あきる野市内飲食店協力のもと、あきる野産の食材を使用した期間限定のスイーツを販売しました。同時にプラネタリウムを実施し、「AKIRUNO PLANET CAFE」と称して満天の星空とあきる野産のスイーツを堪能できる空間を提供しました。
高い専門性と豊富な
実務経験をもつ教員のゼミで、
将来のキャリアにつながる
深い学びを。
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大森 寛文ゼミ
「価値共創と地域活性化」
多摩地域の企業、自治体、生活者が三位一体となって価値を共創していくための課題発見と解決策を検討し、世の中に積極的に提言していきます。
江口 貴彦ゼミ
「サービス/ホスピタリティ・ビジネス」
サービス/ホスピタリティ・ビジネスの基礎を学び、新たなサービスや商品を生み出すための調査・分析力と企画力を養います。
中島 洋行ゼミ
『実践躬行の体験教育』に基づく
経営学の総合的学習および研究
大学祭と学外での模擬店営業を通して、経営学や会計学の知識と技法を体験的に学び、これらを学外での研究発表会と卒業研究などに活かします。
石橋 貞人ゼミ
経営資源としての『ヒト』について
経営学全般の研究や人的資源管理、組織心理学、ファミリービジネス(同族経営)など、「経営とヒト」をテーマに取り組みます。
片野 浩一ゼミ
コンテンツ・マーケティングと
データサイエンス
コンテンツ・マーケティングの知識の習得と、産学公連携の実践活動の経験を両輪に「就活力」を高めていきます。
河合 美香ゼミ
経営における情報技術の
活用について
ビッグデータや人工知能(AI)、SNSなど、情報技術をさまざまな経営分野において活用する考え方や、シナリオを作成する力の習得をめざします。
児玉 桜代里ゼミ
ホスピタリティ/サービス/コミュニケーション/キャリアデザイン/グローバル
インターンシップなどを通して、進路の方向づけを行います。また、自身の興味関心・問題意識に合わせて課題を発見し、解決方法を研究します。
谷井 良ゼミ
ビジネスプランニング
新しいアイデアを発想するための水平思考のトレーニングを行い、企業等と連携しながらビジネスプランニングを実践します。
田原 洋樹ゼミ
域学連携による地域ブランド・
マネジメントの探究
多摩地域の活性化を目的とし、課題抽出と解決策の考察を行います。全国の地域活性化成功モデルについて学び、多摩モデルの立案をめざします。
中嶋 教夫ゼミ
マネジメントコントロール
-ビジネスの問題点をソリューションする-
産学連携活動を中心に、実際に企業で生じている問題点に対して、会計学を含めた経営の知識を総動員して解決策を導き出していきます。
長谷川 岳雄ゼミ
自分を知る、自分を動かす、
人を巻き込む、を科学する
「ひとが動く仕組み」をテーマに、ひとの心と行動の探求を通して、社会で活躍するための基礎を身につけることをめざします。
平野 英一ゼミ
マーケティングの分析と戦略の提案
実在する企業や組織のマーケティング活動の分析を行い、現状と課題を踏まえて戦略を提案。文献、資料データの講読、現地調査などを行い研究を進めます。
福島 隆ゼミ
ビジネスと会計・ファイナンス -ビジネスを数字で見る-
「ビジネスと会計・ファイナンス」をテーマに、数字を通してビジネスを見る勉強をします。会社の経営成果や経営戦略を数字で考える力を養います。
三ッ井 好和ゼミ
観光学全般、観光ビジネス、地域振興、地方再生
「観光ビジネスの現状分析および今後の課題」と、「観光を通じた地域振興・地域再生」をテーマに、経営に与える変化について学びます。
若木 宏一ゼミ
サービスマーケティング、映画マーケティング、スポーツマーケティング
サービス業に関する3つの領域から、各自が研究テーマを選択。3年生ではフィールドワークを重点的に行い、4年生では理論を深く学びます。
■ 日商簿記検定 | ■ リテールマーケティング(販売士)検定 |
■ ファイナンシャル・プランニング技能士 | ■ 統計検定 |
■ 公認会計士 | ■ 情報技術者試験(基本・応用) |
■ 税理士 | ■ 旅行業務取扱管理者試験(国内・総合) |
■ 宅地建物取引士 | ■ TOEIC® |
※通信教育課程小学校教員免許プログラムを利用して、
小学校教諭免許状の資格取得をめざすことができます。
就職に強い経営学科!
毎年、高い就職率を維持
4年間の学びを通して、社会人としての基礎力が身につき、キャリア教育により就活力も向上します。そのため分野を問わずさまざまな業種へと進むことが可能です。
※2018年度〜2020年度卒業生の就職データ
主な就職内定先
就職先一覧
高等学校で履修することが望ましい科目 ※1
日頃から新聞や新書などを読み、内容の理解や自分の考えをまとめること、また文章構成の技術を学習してください。
設問内容の把握や時間内に正確な文章を書ける能力を評価します。
学部の学びの十分な理解が大切です。特に学部への志望動機や学習意欲、5コースについては将来構想をふまえて自分なりにまとめておくことが重要です。
特に指定はしませんが、日本経済新聞や新書、またはビジネスニュースに触れましょう。
経営学とは、企業が利益を追求し、社会の中で重要な役割を果たすための最適な管理や組織の運営法を考える学問です。学問を通して実践的人材となり社会貢献を目指すため、学力だけではなく、ビジネスパーソンとして、成長できる思考力や行動力、コミュニケーション力を有する(力を伸ばしたい、養いたい)人を求めます。
経営学部のオリジナルサイトもぜひご覧ください。
http://www.mi.meisei-u.ac.jp/
Q1 就職状況はどうですか?
普段の授業から社会人基礎力を鍛え、1年生から体系的なキャリアプログラムを実施します。この結果として、有力企業にも数多く就職する実績となっています。就職先に関しては経営学部オリジナルサイトをご覧ください。
http://www.mi.meisei-u.ac.jp/after_graduation
Q2 女子学生の比率は?
女性の社会進出促進にも力を入れており、女性ならではの発想や心遣いを生かして、社会で活躍できる女子学生を育成しています。年々増加傾向にあり、2020年度の新入生217名のうち46%の100名が女子学生です。
Q3 どんな資格を取得できますか?
5コースがめざす進路に合わせて実践的なビジネス資格取得を支援します。詳細は経営学部オリジナルサイトをご覧ください。
http://www.mi.meisei-u.ac.jp/acquired
Q4 体験授業はどんなものがありますか?
お菓子のパッケージデザインや売り方をグループで学ぶ「ビジネス実務基礎」や多摩地域の企業と協働で新商品開発を行う「ビジネス実務応用」、グループで新しいビジネスを計画し、投資家や起業家を審査員にお招きしてビジネスプランコンテストを開催する「ビジネスプランニング」などがあります。また、他の授業でも体験的要素が多くもりこまれています。
Q5
新型コロナ禍において授業はどのように
行われていますか?
2020年度は大学の方針に沿って、すべての授業がオンラインで行われました。2021年度も大学方針に沿って、一部対面、一部非対面で授業を実施する予定です。
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