スカラシップ選抜で明星大学の受験を検討されている方、必見!
本ページでは、各科目の出題の意図、問題形式、対策方法などのポイントを
実際の試験問題出題者がわかりやすく解説しています。
志望理由
試験の内容を教えてください。
本学の学科等への志望理由を、400字程度で試験当日に記述する試験です。文字数は300字以上の記述が必須となります。
志望理由の作成のポイントを教えてください。
1.3つのポリシーを押さえておこう
大学では「アドミッション・ポリシー(AP)」、「カリキュラム・ポリシー(CP)」および「ディプロマ・ポリシー(DP)」の3つのポリシーを定めています。その中でも特に「アドミッション・ポリシー(AP)」は大学が求める学生像を示していますので、あらかじめ把握しておきましょう。2.4つの要素を意識しよう
志望理由を作成する際は、「目標とする将来像」、「自分の適性・将来像の理由」、「将来像に近づくための必要な力・学び」および「明星大学を選んだ理由・根拠・決め手」を意識して、具体的に記述しましょう。
どのような試験対策をすれば良いでしょうか。
しっかりと自己分析を行うことです。
まずは自分自身の「長所・短所」、「興味・関心」、「将来像」などを整理し、大学4年間で学んだ後にどのような姿になっていたいか明確にイメージしましょう。
そのために必要な体験を明星大学で得ることができるのか、志望する学科等の学びをしっかりと調べてください。
そして、何度も記述の練習をすることでその内容はブラッシュアップされていきます。練習として作成した志望理由を、高校の先生やご両親、友人などに見ていただき、より良い内容に仕上げてください。
国語
どのような問題形式ですか。
一般選抜の試験問題と同じ形式を予定しています。
現代文の大問が2題出題され、大問1題に対し14問、合計28問が出題されます。内訳は、本文中の漢字が5問、傍線を引いた箇所の説明・理由を問う問題が6問、空欄補充問題が2問、本文の内容を問う問題が1問です。解答は全てマークシート形式となります。
どのような内容の問題が出題されますか。
現代文2題の内容は、ともに評論あるいはエッセイです。小説は出題されません。2題のうち、1題は人文系の文章、もう1題は科学・政治経済・社会学系の文章が出題されることが多いです。傍線を引いた箇所の説明・理由を問う問題は、選択肢の文章が比較的長いことが特徴です。選択肢の吟味が大きなポイントとなると思います。空欄補充問題は、接続詞や語句を問う問題が出題されます。全体の配点傾向は、漢字20%、傍線を引いた箇所の説明・理由を問う問題60%、空欄補充問題12%、本文の内容を問う問題8%です。漢字の配点が高いと言えるでしょう。
| 大問(2題)の各々の内容 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 問題の種類 | 数 | 今年度の出題傾向 | 配点 | 試験対策のアドバイス | |
| 1 | 本文中の 漢字 |
5 | 本文中で使われている漢字を問うので、その語が使われている文脈とその語の理解が問われます。 | 約20% |
漢字の配点が高いので、大学入学共通テスト対策問題集、漢検準2級対策問題集などを繰り返し解くと良いでしょう。 とくに、同音異義語には注意してください。 |
| 2 | 傍線を引いた箇所の説明・理由を問う問題 | 6 | 選択肢の文章が比較的長いことが特徴です。選択肢の吟味が大きなポイントとなると思います。 | 約60% |
大学入学共通テストの現代文大問1(評論)の過去問題、およびその対策問題集を解くと役立つでしょう。 日頃から読書をして文章題に慣れていくことも必要です。岩波新書・中公新書・講談社現代新書などの新書を、文系・理系問わず読むことをおすすめします。 |
| 3 | 空欄補充 問題 |
2 | 接続詞や語句を問う問題が出題されます。 | 約12% | |
| 4 | 本文の内容を問う問題 | 1 | 本文の内容に合致する選択肢、または合致しない選択肢を選びます。 | 約8% | |
出題される問題のレベルはどのくらいですか。
大学入学共通テストレベルと同等か、少し易しいレベル、と考えていただいて構いません。漢字問題は漢字を使った熟語を選ぶ方式で、漢検準2級レベルです。
どのような試験対策をすれば良いでしょうか。
漢字は、大学入学共通テスト対策問題集、漢検準2級対策問題集などを繰り返し解くと良いでしょう。語彙力が問われるのでとくに同音異義語には注意してください。
文章題(②〜④)への対策は、大学入学共通テストの現代文大問1(評論)の過去問、およびその対策問題集を解くと役立つでしょう。とくに選択肢をよく吟味してください。
日頃から読書をして文章題に慣れていくことも必要です。志望学部が文系か理系かを問わず、岩波新書・中公新書・講談社現代新書などの新書を読むことをおすすめします。
英語
どのような問題形式ですか。
大問は全部で5つあります。内訳は長文読解が2つ(各5問で計10問)、日常生活で使われるEメールのやり取りに関するものが1つ(5問)、語彙と慣用句に関するものが1つ(5問)、単語の並べ替え(英作文)が1つ(5問)、そして会話表現が1つ(5問)で、計30問の出題です。
どのような内容の問題が出題されますか。
長文読解は社会、文化、自然など、幅広い分野について問われます。Eメールに関するものは、例えば、通販サイトでの物品購入、チケット・座席・ホテルの予約、問い合わせ等、日常生活でよく用いられる記述です。また、添付された図表や数値などからも情報を読み取る力が問われます。「語彙と慣用句」は、英文の空所補充としてふさわしい単語やイディオムを選ぶ問題です。「単語の並べ替え」はいわゆる英作文ですが、その基盤となるのは語彙や慣用句、そして文法の理解です。会話表現問題は会話状況を把握するものが2問、会話の応答表現として適切なものを選ぶものが3問あります。
出題される問題のレベルはどのくらいですか。
長文は大学入学共通テストと同等か、やや易しいと感じるレベルです。それ以外は実用英語技能検定(英検)の準2級〜2級(高校卒業レベル)程度を想定してください。
どのような試験対策をすれば良いでしょうか。
長文読解については、普段から500語程度の英文エッセイを10分程度で読み、全体の内容を把握しましょう。その際、和訳せず、辞書に頼らず、わからない単語があっても前後の文脈から意味を推測するように心がけましょう。 「語彙と慣用句」、「単語の並べ替え」の問題は英検準2級、できれば2級レベルの英単語や慣用句を暗記し、さらに同レベルの文法の基本事項も復習しておきましょう。これまで使っていた学習参考書(英単語・イディオム集、英文法)を復習すると同時に、基本的な英単語、イディオムは必ず暗記してください。 会話表現問題は、日常生活における基本的な会話の流れや、詳細な情報を聞き取る練習をしましょう。また本学の過去問題を繰り返し解き、問題形式に慣れておくことも大切です。英検準2級のリスニング問題は、具体例としてわかりやすい教材ですから試験対策として参考にしてください。
数学
どのような問題形式ですか。
「数学Ⅰ・A(数学①)」、「数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・C(数学②)」、「数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・C・Ⅲ(数学③)」の3科目のうち1科目に解答していただきます。志願する学科・学環・コース別に科目が指定されていますので注意してください。
どの科目も、3つの大問から構成されています。大問1は基本問題で、基本的知識や計算技能を問う小問が集められています。大問2と大問3は、少し掘り下げた内容や総合的な解答力を問う問題となっています。
大問1は基本問題とのことですが、出題範囲とレベルはどのようになっていますか。
大問1は、基本的知識や計算技能を問う小問で構成されています。数学Ⅰは「2次関数」「データの分析」「数と式」や、数学Aは「図形の性質」「場合の数と確率」といった内容を特に重視した出題となっています。数学Ⅱ、数学Ⅲは全ての単元が出題範囲となっています。数学Bは「数列」から、数学Cは「ベクトル」からの出題です。レベルとしては、高校の教科書における理解を助けるための演習問題と同レベルと考えて良いでしょう。
では、大問2と大問3の出題範囲はどのようになっていますか。
科目別にお答えします。
数学①について:
「数学①」の大問2と大問3は、それぞれ数学Ⅰと数学Aからの出題となります。特に「図形と計量」「場合の数と確率」といった内容を重視し、その理解を確認する出題としています。基本的な知識や考え方を押さえておけば、十分に解ける問題です。
数学②について:
「数学②」の大問2は、数学Ⅰと数学Aを出題範囲とした問題です。大問3は、数学Ⅱと数学B、数学Cを出題範囲としています。数学Ⅱについては全ての単元が出題範囲です。数学Bは「数列」が、数学Cは「ベクトル」が出題範囲です。
大問2も大問3も、基本的な知識や考え方を押さえておけば、十分に解けるようにしています。例えば、「数列」に関する出題では数列の和を求めるといった、基礎的な理解を確認する問題が含まれると考えてください。
数学③について:
「数学③」の大問2は数学Ⅱと数学B、数学Cを出題範囲としています。数学Ⅱについては全ての単元が出題範囲です。数学Bは「数列」が、数学Cは「ベクトル」が出題範囲です。大問3は数学Ⅲ の「積分法(応用含む)」の内容を中心とした出題です。
大問2も大問3も、基本的な知識や考え方を押さえておけば、十分に解けるようになっています。高校の教科書の章末・単元末の問題を解いて内容を理解し、典型的な問題を解けるようになっておくと良いでしょう。
出題傾向を教えてください。
基本的な公式や定理を正しく理解しているかを確認するための問題を用意しています。思考力を問う問題もありますが、“ひらめき”を要求するような問題ではありません。問題文で提示される条件設定を正しく読み取り、想定している思考の流れを正しく追うことができれば解答できる問題となっています。
出題される問題のレベルはどのくらいですか。
幅広い知識を、短い試験時間の中で確認できるよう、各問題のレベル設定をしています。
大問1は基本問題です。基本的知識や計算技能を問う小問が集められています。
大問2や大問3についても難問や奇問ではなく、基本的な知識や考え方で解くことができます。教科書等に出てくる典型的な問題が多く、難度は決して高くありません。赤本・赤本オンラインに掲載されている昨年度までの一般選抜試験の問題のレベルより難しくなることはないと考えてください。
どのような試験対策をすれば良いでしょうか。
どの問題にも共通する重要な対策として、問題を正確に読み取るための読解力を普段から鍛えておくと良いでしょう。そのために、教科書や問題集の説明や解説をじっくりと読んで正しく理解し、その上で基本レベルの例題や練習問題を間違いなく解けるようになることを心がけてください。
大問2や大問3については、教科書の章末問題を解けるようになっていれば、十分解答できるはずです。問題集などに取り組む際は、最終的な解答に至るまでの導出過程がよく分かる解説が載っているものを選び、その考え方を理解して身に付けるよう目指してください。
試験当日のアドバイスとして、大問3の最後の問題まで解答できるように、試験開始後、最初に全ての問題を最後まで確認し、各問題にかける時間配分を考えるなどの工夫をすると良いでしょう。大問3が高難度となるように配置しているわけではなく、簡単な問題が後ろに残っている場合もありますので、最後の問題まで余裕を持って取り組めるようにしてください。
歴史総合,日本史探究
[歴史総合]
どのような内容の問題が出題されますか。
世界史と日本史の共通問題として、歴史総合の問題が、大問として1問出題されます。歴史総合の小問の数は10問です。出題される時代は、「近代化」の部分から「グローバル化する社会」の部分までです。内容としては、政治史や外交史が中心ですが、他に社会史、経済史、文化史の問題も出題されます。
今年度の問題の出題形式は、どのようなものですか。
リード文の後に、問題が設定されています。設問としては、空欄補充問題、下線部の内容に関連する問題、小文の正誤を判断する問題、歴史的な出来事を古い順に並べる時代整序の問題などがあります。
出題される問題のレベルはどのくらいですか。
大学入学共通テストや本学の一般選抜と同程度のレベルの問題が出題されます。基本的には、教科書の範囲を超えた知識や思考力を求めることはありません。教科書は、文章だけではなく、図版やグラフ、地図などもしっかりと見て、その特徴を確認しておくと良いでしょう。
どのような試験対策をすれば良いでしょうか。
教科書の内容をしっかりと理解しておくことが重要です。歴史総合は、世界の歴史の流れの中に日本の歴史を位置づけることが重要なので、世界史と日本史との関係を意識して勉強しておくと良いでしょう。
具体的な試験対策としては、まず歴史的出来事の特徴をしっかりと理解しておくことが重要です。空欄補充や下線部に関連する問題そして、小文の正誤を判断する問題では、一つの歴史的出来事を、いかに正確に理解しているかが問われます。
また、歴史的出来事の前後の歴史の流れをしっかりと頭の中に入れておくことも重要です。下線部に関連する問題や、時代整序の問題では、複数の歴史的出来事の関連性が問われるので、しっかりと歴史の流れを確認しておきましょう。
[日本史]
どのような形式・内容の問題が出題されますか。
全体で大問が3題出題されます。各大問は小問12個ずつになり、計36問出題されます。時代的には古代から近現代まで満遍なく出題されます。内容的には政治・外交・経済・文化とこれも満遍なく出題されます。問題形式としては、リード文や史料が提示された後、設問を答えさせる形式です。設問としては、空欄補充問題、下線部の内容に関連する人名や事件などを答えさせる問題、小文の正誤を判断させる問題、年代や語句の正しい組み合わせを問う問題などがあります。
今年度の問題の出題傾向を教えてください。
設問については政治・外交・経済の重要事項が中心となりますが、文化についても出題があります。
時代的には、特に近現代は必ず出題され、史料問題も出題されます。第二次世界大戦後の現代史についても学んでおいてください。近世についてもよく出題されます。近世の政治・経済については、よく学んでおいてください。近世の文化についても作品名や作者などよく学んでおく必要があります。
出題される問題のレベルはどのくらいですか。
大学入学共通テストレベル・本学の一般選抜と同程度となります。教科書レベルの基本的な問題になります。
どのような試験対策をすれば良いでしょうか。
教科書の内容をよく理解しておいてください。特に歴史の流れをしっかり理解することが必要になります。歴史事項については、事件とともに人名が特に重要です。どの人物が歴史的になにをしたのか、人物と歴史事項をしっかり結びつけて理解しておいてください。日本史用語集での学習も効果的です。
史料問題については、教科書の副読本の資料集で重要史料についてしっかり学んでおいてください。特に史料中の重要語句については必須になります。文化については細かいところまで問われる可能性があります。教科書や日本史用語集で基本的な作者・作品について学習しておくことが必要です。
また小文の正誤を判断させる問題の比重が高いので、どこが間違っているのか、しっかり判断できるような対策をしておいた方がいいと思います。出題数が比較的多いので、要領よく解答していくことも必要になります。
歴史総合,世界史探究
[歴史総合]
どのような内容の問題が出題されますか。
世界史と日本史の共通問題として、歴史総合の問題が、大問として1問出題されます。歴史総合の小問の数は10問です。出題される時代は、「近代化」の部分から「グローバル化する社会」の部分までです。内容としては、政治史や外交史が中心ですが、他に社会史、経済史、文化史の問題も出題されます。
今年度の問題の出題形式は、どのようなものですか。
リード文の後に、問題が設定されています。設問としては、空欄補充問題、下線部の内容に関連する問題、小文の正誤を判断する問題、歴史的な出来事を古い順に並べる時代整序の問題などがあります。
出題される問題のレベルはどのくらいですか。
大学入学共通テストや本学の一般選抜と同程度のレベルの問題が出題されます。基本的には、教科書の範囲を超えた知識や思考力を求めることはありません。教科書は、文章だけではなく、図版やグラフ、地図などもしっかりと見て、その特徴を確認しておくと良いでしょう。
どのような試験対策をすれば良いでしょうか。
教科書の内容をしっかりと理解しておくことが重要です。歴史総合は、世界の歴史の流れの中に日本の歴史を位置づけることが重要なので、世界史と日本史との関係を意識して勉強しておくと良いでしょう。
具体的な試験対策としては、まず歴史的出来事の特徴をしっかりと理解しておくことが重要です。空欄補充や下線部に関連する問題そして、小文の正誤を判断する問題では、一つの歴史的出来事を、いかに正確に理解しているかが問われます。
また、歴史的出来事の前後の歴史の流れをしっかりと頭の中に入れておくことも重要です。下線部に関連する問題や、時代整序の問題では、複数の歴史的出来事の関連性が問われるので、しっかりと歴史の流れを確認しておきましょう。
[世界史]
どのような内容の問題が出題されますか。
時代としては、古代、中世、近世、近代、現代と全ての時代、また地域としては、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、アジア、そしてオセアニアまでの全地域の歴史的知識や歴史的思考力を問う問題が出題されます。また、政治史だけでなく、社会史や文化史の問題も出題されます。
今年度の問題の出題形式は、どのようなものですか。
出題形式としては、空欄補充や選択問題、正誤問題の他に、歴史的な出来事を古い順に並べる時代整序の問題も出題されます。また、教科書に載っているような図版に関する問題や地図問題も出題されます。
出題される問題のレベルはどのくらいですか。
大学入学共通テストや本学の一般選抜と同程度のレベルの問題が出題されます。基本的には、教科書の範囲を超えた知識や思考力を求めることはありません。教科書は、文章だけではなく、図版やグラフ、地図や史料などもしっかりと見て、その特徴を確認しておくと良いでしょう。
どのような試験対策をすれば良いでしょうか。
古代から現代まで、またヨーロッパからオセアニアまでと出題範囲は広いですが、基本的には教科書の範囲を越えた出題はないので、丁寧に教科書の内容を理解しておくことが大事です。歴史的出来事が起きた背景や、それがもたらした影響などをおさえるとともに、各時代におけるヨーロッパとアジアとの関係など、グローバルな視点で歴史を捉える勉強をしておくと良いでしょう。また、社会史や文化史に関する問題も出題されるので、しっかりと勉強しておきましょう。
時代整序問題の対策としては、教科書に出てくる歴史的出来事の時代背景や、その出来事が後の時代にどのような影響をもたらしたのかに注意して勉強をしておくと良いでしょう。また、図版問題に関しては、教科書に載っている図版の特徴をおさえておくと良いでしょう。地図問題に関しては、都市の位置を正確に確認しておくこと、また王国や帝国の勢力範囲を確認しておくと良いでしょう。
公共,政治・経済
どのような問題が出題されますか。
本学の一般選抜の過去問題(赤本・赤本オンライン)と同様、試験問題は4つの大問で構成されています。公共や政治・経済に関する問題がバランスよく出題され、合計で4つの大問が出題されます。前年度の入試問題は公開されていますので、これらが参考になります。この分野では、将来の社会に対応できる力を養うため、知識だけでなく、考えて判断する力も問われます。それでも、教科書に載っている基本用語、重要なテーマや用語に関する基礎的な知識や理解が求められる問題が多く出題されます。各大問では、まず文章や関連する統計データなどが提示され、それに関連する10問の設問が出題されます。前半の5問は、空欄に適切な語句や数字を4つの選択肢から選ぶ問題です。後半の5問は、下線部の語句や文章に関する説明の正確さなどを問う問題です。1つの大問には10の設問があり、4つの大問で合計40問を解答する形式です。
今年度の出題傾向はどのようになりますか。
公共や政治・経済から幅広く取り上げられる傾向があります。ただし、公共の教科書の範囲内では「倫理」や「政治・経済」も含まれているため、「公共,政治・経済」という1科目の入試における政治・経済の比重が高まる可能性があります。まずは教科書をしっかり学習し、理解を深めることが大切です。特に重要なテーマや用語については、正確に理解することが求められるため、しっかりと学習する必要があります。「公共,政治・経済」の入試問題集を解いて問題演習を積極的に行い、必要に応じて参考書や用語集を活用して知識を補強しましょう。基本的な問題で確実に得点を取ることが大切です。
また、昨今は大学入学共通テストをはじめとして対話型の設問文が出題されることがありますが、明星大学の当該科目でもこうした出題傾向がみられます。このような対話型の問題は対話の流れなどを踏まえて正しい解答が導き出せるよう慣れておく必要があります。そして、明星大学の入試では、最近の政治・経済の動向が取り上げられることもあるので、ニュースに常に注意を払うよう心がけてください。
出題される問題の難易度(レベル)はどの程度ですか。
基本的には大学入学共通テスト・本学の一般選抜と同じレベル程度となります。難易度がやや高い問題もあるかもしれませんが、逆に易しい問題もあります。問題のテーマに関する全体の構図や詳細な事項の理解を求められる場合がありますが、教科書をしっかり学習することである程度の得点は獲得できるかと思われます。総じて、大学入試としては標準的な難易度です。
どのような試験対策をすれば良いでしょうか。
まずは教科書をしっかり読み込み、理解を深めることが大切です。「公共,政治・経済」は広範囲にわたる内容を含むため、それぞれ1冊の教科書をしっかり学習することに努めましょう。また、政治・経済は現実の動きがあるため、ニュースや新聞を継続的にチェックすることは大変有益な試験対策です。教科書で学習したテーマが、現在ニュースや報道などでどのように取り上げられているのか、現状や以前からの変容などについてアンテナを張り巡らせておいてほしいものです。また、「公共,政治・経済」に関して十分理解ができていない箇所があれば、自身で調べたり、積極的に教科担当の先生に質問したりして理解を深めてください。キーワードの意味や背景、関連する事象についても理解し、基本的な問題に正解できるよう問題集で演習を行うことが重要です。
出題者ならではのアドバイスはありますか。
「公共,政治・経済」に関する現象は日々変化していますので、常にニュースや新聞をチェックすることが重要です。WEBのニュース情報でも構いません。極力毎日見るようにしてください。「公共,政治・経済」に関して教科書で学習した内容が、今日において大きく変容している場合もあります。また、常に公共や政治・経済に対して問題意識を持ち、自分の考えを深めておくことも大切です。現実の問題について自分なりの意見を持つことで理解が深まり、本質を捉える力が養われます。特に、受験生仲間と一緒に「公共,政治・経済」の問題について話し合い、意見交換することで理解が深まります。こうしたことも入試対策となるでしょう。そして、他のA(Answer)での記述内容の繰り返しにもなりますが、教科書の内容を網羅的に学習し、基本問題では取りこぼしがないように高得点を目指すことを意識してください。