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英米文学専攻 教員の主な研究テーマ

英米文学専攻

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現代英語の統語論研究

 統語論とは、意味のある表現が成り立つために単語と単語がどのように結びつくのか、その仕組みについて研究する分野である。生成文法理論に基づく統語現象についての研究とコーパスを使った構文分析を行っている。理論だけに偏ることなく、コーパスなどから採取される実際に使われている実例を収集し、理論と実際の言語使用との整合性を追究している。言語現象の表面には現れない奥に潜む原理・原則を見つけ出すことにより、発見の喜びを体験してほしい。

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ケニア海岸地方の宗教・権力・ジェンダー

 1990年代初頭、東西冷戦終結後の「文明の衝突」という不吉なヴィジョンが世界中に広がるなかで、わたしは、文化的にも宗教的にも互いに異なる者どうしの「共生」の在り方を探しにケニア海岸地方に赴いた。インド洋沿岸部と後背地におけるイスラーム/非イスラームという鮮明な宗教的コントラスト、自己に宿る他者としての憑依霊、社会と妖術使いの関係などに注目し、社会人類学的な研究を行っている。

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メディア構造・メディア分析・メディアリテラシー

 教室における読み書き能力の養成とともに、リテラシーの研究は、あらゆるメディアの提供も含む。例えば、テレビ、ゲーム、マンガなどにおけるスキルやコンテンツを文章の読解同様に取り上げる。リテラシーを考察する時にかならずメディアに存在する構造、目的、内容を談話分析の技法を使用しながらジャンルの性質を明らかにする。また、批判理論を用いて、各メディアにおける談話構成とコンテンツの位置付けによる前提を解明する方法を探る。

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初期近代イギリス演劇研究

 Shakespeareをはじめとする初期近代イギリス演劇。劇作家、劇場、劇団、観客から時代の政治的・宗教的文脈まで、戯曲の成立を支えた文化との関連でテクストを捉えることに関心をもつ。また、これらテクストの初期から現代にいたる版本の書誌学的研究。現在は特に初期版本に残された17~18世紀の読者の書き込みについて研究している。MUSC(Meisei University Shakespeare Collection Database:http://shakes.meisei-u.ac.jp/)プロジェクトのコンテンツ担当代表。

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企業内の英語教育ニーズ分析とカリキュラム開発

 国際化にともない、現代社会における英語の占める位置は急激に重要性を増している。しかしながら、国際的な組織においては、ただ英語が話せるというだけでは十分であるともいえない。一般的には、英語能力に加えて、様々な社会的な能力などが相乗的に発揮されてはじめて国際社会で活躍できるだけのコミュニケーション能力をもっていると判断されるようである。私の研究は、実際に英語が使われている場のデータから、国際的な状況の中で必要とされる英語コミュニケーション能力とは何かを分析していくことを中心としている。

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ソーシャルメディア、ニューリテラシー、ディスコース分析

 私たちはインターネットの世界と出会った。インターネット・テクノロジーはネット社会に生きる人間の自己認識、人間関係作り、および行動の仕方に大きく影響し、変えていく。そして、ネット社会を生きるため、新しい読み書き能力、つまり、ニューリテラシーも必要になる。私の研究はソーシャルメディアに注目し、ディスコース分析の方法を用い、ネット社会の仕組みおよびニューリテラシー発展を探索していくことである。

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英語学習者の英語によるソーシャル・インターアクション

 英語によるやりとりへの参加を促す要因、やりとりの中で起こる諸問題とその克服、やりとりの中で起こる気付き・学び、などといった目標言語としての英語のやりとりに関わるテーマについて、質的、量的、両方の手法を用いて研究を行うと共に、その結果を英語カリキュラムの開発に役立てている。また、最近では、英語学習者のアイデンティティーや英語学習動機付けに関わる研究にも取り組んでいる。

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19世紀末から20世紀初頭にかけてのアメリカ文学・文化

 EdwardBellamy, LookingBackward, 2000-1887(1888) をはじめとする、19世紀末から20世紀初頭にかけてのユートピア小説を軸に、世紀転換期アメリカの都市計画、テクノロジー、身体論、フェミニズム思想、農民運動などを研究対象としている。現在は、「身体」をキーコンセプトとして、世紀転換期アメリカにおける自己と他者の表象について研究している。

mouri@eleal.meisei-u.ac.jp※/a/は、@(アットマーク)に読み替えてください。

国際関係をグローバル市民社会の視点から読み解く

 国際社会の行為主体(アクター)が多元化している。地球温暖化、貧困、金融危機、移民・難民、感染症、テロなど、これまでの主権国家体制では十分に対応できない問題が深刻化しているからだ。このような状況下で、非国家アクターは国際秩序をもたらすルールや規範の構築にどのような影響を及ぼしてきたのだろうか。非国家アクターの中でも、市民社会やNGO、社会運動に注目し、こうした主体が提示する代替案や新しい規範構築の有効性・妥当性について研究している。

takanori.kawamata@meisei-u.ac.jp※/a/は、@(アットマーク)に読み替えてください。

言語を批判的に分析し、再帰的実践を目指す

 一見、“普通”で“当たり前”な会話や新聞・SNSの記事には、歴史的な背景や様々な価値観・認識(=ディスコース)が内包されている。言い換えれば、言語は真空な状態で存在しておらず、ディスコースも社会的実践であると考える事ができる。そうしたディスコースを様々なテキストから批判的に分析・解釈し、偏見や差別、不平等な権力関係がどのように社会制度を構築し維持されているかを研究している。私の研究は批判的に言語を分析することによって、ディスコースと社会の関係を描写し、単なる非難で終わることのない再帰的な実践を目指している。

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比較文化・文学、18世紀から20世紀にかけてのイギリスとフランス

 G.OrwellとAlbertCamusという20世紀ヨーロッパを代表する二人の作家、および18世紀から20世紀にかけてのイギリス、フランス文学のなかでも特にorientalistwritersとよばれた作家をとりあげ、その作品にみられる文学・政治・社会的問題や知識人の社会的責任を考える。また「他者」/異文化に関する彼らの対照的、かつ共通した観方や姿勢を比較・検証することにより、現代を生きる我々が直面する差別、いじめ、民族紛争等の様々なレベルにおける異文化間の摩擦問題にどのように相対してゆけば良いのかを模索する。

zhcjp@ge.meisei-u.ac.jp※/a/は、@(アットマーク)に読み替えてください。

コーパスを利用した現代日本語の語彙・文法・談話研究、日本語習得研究

 日本語コーパス(電子化された言語資料)を利用し、語彙・文法・談話の面から、現代日本語の使用実態に迫る研究を行っている。また、日本語学習者コーパスを利用し、学習者の誤用・非用・危ない正用を手掛かりに、母語話者の参照データと比較し、日本語教材分析の視点も取り入れながら学習者はどのようなプロセスを経て日本語を習得しているのか、その中間言語構築の実態を究明する研究を行っている。

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