前のページに戻る

【理工学部・理工学研究科】大学コンソーシアム八王子学生発表会で優秀賞を受賞しました

このコンテンツは最終更新日から6カ月以上経過しています。内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

【理工学部支援室】

 2019年12月7日(土)、8日(日)に八王子市学園都市センター(東京都八王子市)にて開催された「第11回 大学コンソーシアム八王子 学生発表会」で、理工学部4年生5名と理工学研究科 博士前期課程1年生1名が研究発表し、電気電子工学系4年生の姫田 怜さんと、環境システム学専攻 博士前期課程1年生 谷 直哉さんが優秀賞を受賞しました。

理工学部・理工学研究科からの発表者

口頭発表の部

優秀賞受賞
研究発表タイトル:車載カメラによる路面の鏡面反射領域の抽出に関する一検討
発表者:姫田 怜(電気電子工学系 4年生・嶋研究室)
発表内容:自動車の自動走行を目標として、車線逸脱を防止する白線検出の障害である鏡面反射領域を検出する実験に取り組んだ。昼間の晴れ、または曇りに撮影された、車線変更や障害物など3583枚の画像に対し、ハフ変換を用いて路面の鏡面反射への対応や検出精度を調査した。その結果、線分検出により鏡面反射領域が検出された画像は177枚(全体の約5%)であった。今後は対向車線など周囲の状況認識の精度、また悪天候や白線の劣化等悪条件での検証が課題である。

優秀賞受賞
研究発表タイトル:ICP 質量分析法によるマグネシウム合金中微量水銀の定量
発表者:谷 直哉(環境システム学専攻 博士前期課程1年生・上本研究室)
発表内容:実用金属の中で最軽量の材料であるマグネシウムは、自動車や航空機などの輸送機で利用されているが、低融点元素故、その水銀含量がモニターされていないことが課題であった。国際的な輸出入規制を伴う水銀条約の発効を背景として、本研究では、2019年7月にISO規格化されたマグネシウム材料中水銀の定量法が正しく再現できるのか、2種類の含水銀マグネシウム合金認証標準物質を用いて調べた。その結果、試料溶解時の還元揮散およびICP質量分析装置の試料導入時の吸着を抑制できることを確認した。今後も本研究を継続して信頼性評価を含めた手法の最適化をめざす。

研究発表タイトル:日陰を用いた省エネ住宅の検討
発表者:内村 駿(電気電子工学系4年生・大矢研究室)

研究発表タイトル:ハニカム遮光板を用いた太陽方位センサ
発表者:野口 薫(電気電子工学系4年生・大矢研究室)

研究発表タイトル:空気圧を用いた円筒形アクチュエータ
発表者:高橋 裕太郎(電気電子工学系4年生・大矢研究室)

ポスター発表の部

研究発表タイトル:八王子市南部の谷戸水田におけるトンボ目成虫の季節変化
発表者:宇佐美 慧(環境科学系4年生・岩見研究室)