【理工学研究科】電気工学専攻の学生が電子情報通信学会で研究発表しました
【理工学部支援室】
2019年10月26日(土)、日本大学三軒茶屋キャンパスで開催された「電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーション基礎研究会」で、電気工学専攻 博士前期課程2年生 田名網 那由多さん(林 実研究室)が研究発表しました。
研究発表のタイトル
「DNNとRFのスタッキングを用いた感情音声分類」
発表者
田名網 那由多、林 実
研究内容
サポートベクターマシン(SVM)を使うことが一般的であった感情音声分類において、最近ではディープニューラルネットワーク(DNN)を用いた研究が進んでいる。それらはDNN単体で行われることが多いが、複数の識別器を用いたアンサンブル学習によって分類の精度向上が見込めることが知られている。本研究ではDNNとランダムフォレスト(RF)を用いて、アンサンブル学習の一つであるスタッキングを実施し、SVM、DNNと比較・検討した。その結果、DNNとRFをスタッキングさせた手法はSVMと比べて 10.42%、DNNと比べて3.71%の精度向上を確認することができた。