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【理工学部】建築学系 小笠原岳研究室の作品がグッドデザイン賞、第13回キッズデザイン賞を受賞しました

【理工学部支援室】

 建築学系 小笠原研究室がデザインした建築物が2019年度グッドデザイン賞、第13回キッズデザイン賞 審査委員長特別賞を受賞しました。

受賞作品

TCC Therapy Park(厩舎・福祉施設)

受賞企業

株式会社日本サラブレッドコミュニティクラブ / 株式会社三東工業社 /
公立大学法人滋賀県立大学金子尚志研究室 / 明星大学小笠原岳研究室

作品概要

 滋賀県栗東市に建設された本施設は、引退した競走馬の厩舎であるとともに、地域の子ども達と馬が触れ合う福祉施設という2つの目的を複合した日本初の空間である。「馬が快適になることが、人の快適につながる」という理念のもと、馬が過ごす馬房の環境性能向上に取り組んだ。構造体にCLT(板の方向が層ごとに直交するように重ねて接着した大判パネル)を用い、多くの木材を使うことで木が有する断熱、蓄熱性を最大限に活用している。暑さに弱い馬の身体特性を考慮し、屋根、壁からの日射を制御するために、外装材として鋼板を貼りCLTの構造体を保護しつつ通気層を確保している。

受賞理由

2019年度グッドデザイン賞

 馬は心優しく、繊細な動物だと聞く。毎年、数多くの競走馬が生まれるが、活躍の期間は極めて短く、引退後に行き場がない状況らしい。一方で、動物による心の癒しを必要としている子どもも数多くいるという。「馬のまち栗東」ならではの、この2つをマッチングさせた「厩舎」兼「福祉施設」=「ホースセラピー」というプログラムのデザインが、このプロジェクトの最大の特徴であろう。施設もこのプログラミングに応え、CLTを使った意欲的なものに仕上がっている。(2019年度グッドデザイン賞HPより)

第13回キッズデザイン賞 審査委員長特別賞

 競走馬の引退後の処遇に関する社会課題と児童発達支援プログラムをマッチングさせた新規性のある取り組みである。乗馬、馬の手入れと飼育管理などを通じ、子どもの精神と運動機能を向上させ、社会生活能力を高める、企業、大学、専門家が一体となった社会提案性の高い取り組みである。(第13回キッズデザイン賞HPより)

作品リンク

2019年度グッドデザイン賞HP

第13回キッズデザイン賞(33ページに作品情報掲載)

写真:貝出翔太郎撮影