【理工学研究科】環境システム学専攻の大学院生が「日本分析化学会」で研究発表しました
【理工学部支援室】
2019年9月11日(水)〜13日(金)、千葉大学で開催された「日本分析化学会第68年会」で、環境システム学専攻 博士前期課程1年生 谷 直哉さん(上本 道久研究室)が若手ポスターセッションにて研究発表しました。
本学会は、日本分析化学会における年に一度の最も大きな研究発表の場で、600件ほどの研究発表があります。ポスターセッションに参加した谷さんは、参加者から研究内容について直接質疑を受けることで、新たな検討課題を得ることができました。
研究発表タイトル:「マグネシウム合金中微量水銀の定量に向けた試料処理法の検討」
発表者:谷 直哉(上本 道久研究室)
発表内容:地球規模での水銀汚染の拡散を防止する「水銀に関する水俣条約」施行に伴い、2020年より製品の輸出入時に水銀分析が必要となります。本研究では、マグネシウム材料中の水銀の定量に関して、試料溶解時の還元揮散や試料導入系での吸着を抑制した、ICP質量分析法を用いた溶液噴霧導入による微量水銀の定量法を確立しました。