【理工学部】環境科学系の学生が野外実習を実施しました
【理工学部支援室】
2019年7月14日(日)、環境科学系1年次の必修科目「環境基礎ゼミ」において東京都八王子市夕やけ小やけふれあいの里で炭焼き実習を実施しました。
この授業は環境科学系の導入科目として設置されており、地球環境、環境計画、生態・資源、環境化学の4つの専門分野概要について学んだのち、4年後の進路実現のためにどのような学生生活を送ればよいのかをフィールドワークやロードマップ(4年間の道程を記したもの)の作成を通して考えます。
今回は炭を題材に、竹林管理としての竹の間伐から、切り出した竹の有効利用として、先人の知恵の詰まった炭焼き手法を体験しました。
竹林の間伐では、東京都のグリーンキャンパスプログラムの一環として、東京都と日野市の協力のもと、地元の里山保全団体から、竹林が里山で無尽蔵に広がらないようにするための間伐方法について指導を受けながら、竹の切出しを実施しました。
次に、切り出した竹の炭焼きを行い、以前は里山と一体となっていた炭焼技術の歴史や実際の炭焼工程について、炭焼の普及活動を行う八王子のNPO団体から指導を受けることで、エコロジカルなエネルギーについて理解を深めることができました。