【理工学部】電気電子工学系 石田教授が委員長を務めた調査専門委員会から技術報告書が発行されました
【理工学部支援室】
電気電子工学系 石田隆張教授が委員長を務めた電気学会 産業応用部門 自動車技術委員会傘下の調査専門委員会「移動体エネルギーストレージシステムの適用」(委員長在任期間2014年~2016年)、「エネルギー分野に関わるビッグデータならびにその利用技術」(委員在任期間2014年~2017年)での調査活動をまとめた技術報告書が2019年3月10日に電気学会より発行されました。
各報告書の内容は以下の通りです。
「移動体エネルギーストレージシステムの適用」
本技術報告は近年の電気自動車、ハイブリッド電気自動車の急速な普及、鉄道その他移動体においても電動化の流れが加速している背景の中、
(1)移動体を対象としたバッテリ、燃料電池、電気二重層コンデンサをはじめとした蓄電技術の動向
(2)新型電池ならびに新たなエネルギー資源として注目されているメタンハイドレートに関する研究開発動向
(3)電池とシステムの仲立ちをする電力変換器の小型化の動向
に関する調査結果をまとめたものです。
「エネルギー分野に関わるビッグデータならびにその利用技術」について
本技術報告はデータの量、種類、取得頻度という3つの指標でデータの大きさをとらえ、指標のいずれか、あるいはすべてが現時点で活用できないほど大きい、あるいは近い将来十分大きくなると予想されるデータをビッグデータとして定義している。また、このようなデータが電気を中心とするエネルギー分野に関連する、どのような大量データが設備等の診断・異常検出およびエネルギー利用効率化にどのように活用されているか、活用されようとしているか、という調査結果をまとめています。