【理工学研究科】機械工学専攻の大学院生が国際会議SII2019で研究発表しました
【理工学部支援室】
2019年1月14日(月)~16日(水)フランス ソルボンヌ大学(パリ第6大学)で開催されたIEEE/SICE共催「International Symposium on System Integration (SII 2019) 」で、機械工学専攻 博士前期課程1年生 萩原 颯人さん(山崎芳昭研究室)が研究発表を行いました。11回目の開催となるこの会議は、ロボットなどにおけるハードウェアとソフトウェアの統合に関するシステムインテグレーションについての国際シンポジウムです。(基調講演3件、口頭発表140件、15ヶ国参加)
このシンポジウムに加えて、萩原さんはインテリジェントシステムロボティクス研究所(ISIR)の見学会にも参加しました。最先端のマイクロロボットや医療用ロボットなどの3つの研究室を訪問し、研究者と直に話すことで最新のロボット研究について知見を広めることができました。
研究発表について
タイトル
「Autonomous rescue robots using pyroelectric infrared sensors」
(焦電型赤外線センサーを用いた自律型救助ロボット)
発表者
Hayato Hagiwara, Kouta Suzuki, and Yoshiaki Yamazaki
研究内容
この研究は自律型レスキューロボットにおける被災者発見に関して新たな手法を提案したものです。広い範囲の熱源を瞬時に検知する焦電型赤外線センサーと小型サーモカメラを組み合わせて用いることで、被災者を従来手法より低コストかつ、早く発見し、その位置を作成したマップ上に記録できることを実験で明らかにし、その有用性を示しました。